Zoom-NIKKOR 35-70mm 1:3.3-4.5
ニコンから1984年に発売された、いわゆる「サンゴーナナマル(35-70)」標準ズームレンズだ。
このレンズの3年前に発売された「シリーズE」は「36-72」と微妙な焦点域だったが、こちらは標準的な焦点域に落ち着いている。
サイズは当時のニコンらしくなく?かなりコンパクトにまとまっている。F1.4級の標準レンズより、やや長いかという程度だろうか。
当時、サンゴーナナマルは各社から発売されていたから、いまでも中古市場に溢れており、とくに注目されることもないように思う。
ようするにスペックが地味すぎるのだ。
しかし写りが悪いわけでもない。標準域の焦点距離を好む人なら、このコンパクトさは普段使いとして実用になるだろうと思うのだ。
今日は気温も上がり、やたらと暑い。で、暑いのに弱い。寒い季節が懐しい。
今日はこのレンズとは、山ぶかい断崖に立つ西金砂神社に行こう。
観光地化しているわけでもないから、長い歴史を持つにもかかわらず、人の姿は非常に少ない。
断崖下の森の中には渓流に沿った道もある。これまで数回歩いたことがあるのだが、人と出会ったことはただの一度もない。(^^;
今日はそんなエリアを、このレンズとめぐろう。
Dinu Lipatti - F.Shubert "IMPROMPTU No.3 in G Flat Major. D899-3"
- Besançon - [Vinyl record]