HI TOPCOR 1:2 f=50mm  TOKYO KOGAKU

 

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HI TOPCOR は、1976年発売の「IC-1」というカメラに標準装備された。
いまではトプコンの名前は、一般になじみは少ないと思うが、第二次世界大戦中において、日本光学(ニコン)が海軍に、東京光学(トプコン)が陸軍に光学機器を納入していた。
このレンズを作ったメーカーは、国内でも屈指の存在だったのだ。


この機種の場合、絞り制御はボディマウント側で行うので、レンズ単体には絞り調整リングが付いていない。
つまりこのレンズは、ボディがないとレンズとして完結しないのだが、なぜか、ジャンク箱にレンズだけが放り込まれていた。


ニコン用マウントの中国製中間リングのマウント部を切り離して使えばフランジバックがそのまま出ることが分り、絞りは固定のまま、「ニコンマウントのトプコンレンズ」?として息を吹き返した。

一般的に、単焦点標準レンズの最高性能は、絞り値がF5.6~8あたりで出るはずなのだが、没個性になってしまうように思う。
レンズの長所も短所も出るのは絞り開放付近なのであり、ここでは目測で(^^;、開放F2に対して、やや絞り込んで「F2.5付近」で固定した。

なお、このレンズは過去にご紹介している。
復活するオールドレンズ (2) マミヤ、トプコン、引伸しレンズ  ◆

しかし、記事中で複数のレンズを扱っていたので、今回、撮影しなおして独立した記事にすることにした。



晴れれば一気に暑くなる。陽も長くなり、いよいよ緑は夏らしく拡大している。
このレンズとは、断崖の上に立つ西金砂神社に行こう。

神社のすぐ近くには、北進する源頼朝に抗した佐竹氏の山城があった。
この神社もまた、人の血によって描かれた歴史を見つめてきた神社なのだ。


前回行ったのは紅葉の終わり頃だった。
色彩は大きく変わっているだろう、そんな中をこのレンズとめぐろう。


 

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Mozart - Symphony No. 41 in C major, "Jupiter"
 - III. Menuetto: Allegretto - Trio (Bohm)