SMC PENTAX 1:1.8/55  ASAHI OPT. CO., JAPAN


 

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撮影はα7Rで行ったが、上の写真のカメラはペンタックスK2だ。



ペンタックス(旧旭光学工業)から1975年に、Kマウント化されて登場した標準レンズだ。
このシリーズから、ペンタックスはそれまでのM42マウントからKマウントに移行した。そうして「タクマー」名も放棄するのだ。

5群6枚構成の光学系は、1958年発売のタクマーで採用されたものから変わっていない。きわめて寿命の長い光学系と言える。
しかし次のMシリーズで50/1.7が出るに至って、この光学系は終了する。

このレンズは55/1.8の最終バージョンなのであり、コーティングなどまで含めて、ペンタックス55/1.8の完成形と言える。
しかしながら後玉に、このレンズの持病ともいえるバルサム剥離の白濁がある。
ほぼすべての固体にこの現象が出ているのだそうだが、これは描写に影響するだろう。


※このデータは次のサイトを参照させていただきました。労作、ありがとうございました。
標準レンズ史



新緑はその色彩を日々濃くしてゆく。この時期、季節の推移は早い。文字通り、一気に変化してゆく感覚がある。
このレンズとはそんな色彩の中を歩こう。

緑はさらに拡大し、夏には見えなくなってしまうものも多い。いましか見えないものがあるのだ。
このレンズで、いまだけ見えているものを切り取って来よう。


 

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(1/2) Weiss - Lute Sonata(Suite) No.25 in g minor
 / Robert Barto, baroque lute