MD ROKKOR 1:1.4 f=50mm minolta
撮影はα7Rで行ったが、上の写真はレンズと同時代の、ミノルタ XD-Sだ。
「MDロッコール」はミノルタの第三世代一眼レフ用のレンズだ。
このMDシリーズからミノルタの一眼レフはシャッター速度優先、絞り優先の両モードに対応できるようになった。
ご紹介するレンズは1979年に発売された。MDロッコールには50/1.4が2種あるが、これは後期型だ。
MDロッコール前期型は、「MC」時代の光学系を引き継ぐことなく新設計されたが、この後期型において再び新設計された。
さらに、「ロッコール」名が無くなった「MD」において再再度、新設計され、やっとその光学系が次世代のAFレンズに引き継がれ、継続的なものになる。
つまり「MDロッコール50/1.4」の光学系は前期、後期それぞれが唯一のものなのだが、新設計のくり返しはなんだったのだろう。性能面、コスト面でのギリギリの凌ぎ合いがあったのだろうか。
今日は気温も高い。このレンズとは八溝山麓、下野宮の近津神社をめぐり、帰路には月待の滝でも見てこよう。
袋田の滝から近い場所にあるのだが、けっして大規模ではない小さな滝だ。
月待の滝は裏見の滝とも呼ばれる。滝の裏に回れるのだ。よく晴れた日には、眼前に落ちる滝の飛沫の光跡が面白い。
神社と、滝の飛沫の光跡という対照的な絵を切り取るのも楽しいだろう。
Mozart Symphony No 41 in C Major, K551 3 Menuetto