S-Planar 1:2.8 f=60mm T* - AEG Carl Zeiss (Y/C)
撮影はα7Rで行ったが、上の写真のカメラは、コンタックス167MTだ。
ヤシカ/コンタックス(Y/C)による標準マクロレンズだ。このレンズの設計製造はドイツのカール・ツァイスによる。
1975年、ヤシカとツァイス・イコンは、一眼レフカメラおよびレンズ製造のために業務提携し、コンタックス・ブランドを立ち上げた。
この4群6枚のダブルガウスタイプのレンズは、1978年に発売された。
ダブルガウスタイプはカール・ツァイスによって1897年に発表されたから、もう100年以上も前から存在する光学系だ。
このレンズとはひさしぶりに、彫像のある川沿いの道をめぐろう。暖かい日が続き、桜は一斉に開花した。
水辺に沿った古い坂道は鎌倉坂と呼ばれている。
かつて源義家がここを通りかかったときに、「このあたりは鎌倉に似ている」と言ったことから名付けられたという。
いまでは幹線道路からは離れ、通る人も少ない道だが、旧街道の春をこのレンズで切り取って来よう。
フルートとチェンバロのためのソナタ1番 ロ短調 BWV1030