AF MACRO 50mm 1:2.8 (32) minolta
撮影はα7Rで行ったが、上の写真はフィルム時代のミノルタα9だ。
このレンズは、1985年に発売されたαシリーズカメラ用のマクロレンズだ。
6群7枚、開放F値2.8の50mmマクロレンズは、ミノルタとしては初出の光学系だ。それまでの50mmマクロレンズは開放F値が3.5だったのだ。
1985年、AF一眼であるα7000の登場は衝撃的なものだった。
それは「αショック」とよばれ、以後、各社から発売される一眼レフは、「ミノルタα」をターゲットとしたものとなった。
αというターゲットを捕捉できなかった一眼レフメーカーは、ここから一斉に淘汰されて行ったのだ。
αシリーズ登場と同時に、レンズマウントも変更になった。
1985年以降、ミノルタのレンズ群はそれまでのSR/MDマウントとは互換性のないAマウントに移行する。
ミノルタのカメラ事業は、いまはソニーが引き継いでいる。ミラーレス機はEマウントになったが、Aマウントは一眼レフ機にいまもなお採用されているのだ。
明け方まで大雨が降っていた。雨は上がったものの重たい曇り空だ。
撮影条件は非常に悪いのだが、こんな日は水辺の森を歩こう。ふだんは枯れているところにも水の流れはあるだろう。
この雨を受けて、森は一気に緑を増やしていくだろう、その前の姿を見ながら森を歩こう。
Pahud & Anraku play Ravel - Pièce en forme de Habanera