Super-Multi-Coated TAKUMAR  1:3.5/135
 ASAHI OPT CO,.



 

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撮影はα7Rで行ったが、上の写真のカメラはペンタックスESだ。



1973年にマルチコートされて発売された、スーパー・マルチ・コーテッド・タクマーだ。
光学系は1963年のスーパータクマー3.5/135と同じ、4群4枚構成のエルノスターであり、コーティングがモノコートからマルチコートに変更になった。


マルチコート技術によって、レンズの発色やコントラスト、耐逆光性が大きく改善されたことは、業界に大きな衝撃を与えた。
この後、他のメーカーも一斉にマルチコート化に踏み切ることになるのだ。


135mmレンズは、望遠レンズ中では、もっとも市場に出回った。
一眼レフカメラが一般に普及し始めたころには、花形とも言える焦点域のレンズだったのだ。

この135mmという焦点距離は、被写体を実視覚で把握しながら「切り取る」ことができる画角と思う。
これが200mm以上になると、実視覚だけでは把握しきれず、ファインダーを覗くまではわからない異界性?が濃くなってくるのだ。

その意味で、望遠レンズとしては扱いやすいレンズと言え、かつて単焦点望遠レンズで、「おすすめの焦点距離は135mm」とされたことは、いまでも通用すると個人的には思うのだ。


※この記事のデータは次のサイトを参照させていただきました。労作をありがとうございました。
望遠レンズ史



曇り空の一日。こんな日は山村を歩いてみよう。
幹線道を走っていれば気がつかず、素通りしてしまいかねないような場所を、このレンズを連れて歩こう。



 

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