MD ROKKOR 1:1.4 f=50mm minolta
撮影はα7Rで行ったが、上の写真はレンズと同時代の、ミノルタ XD-Sだ。
「MDロッコール」はミノルタの第三世代一眼レフ用のレンズだ。
このMDシリーズからミノルタの一眼レフはシャッター速度優先、絞り優先の両モードに対応できるようになった。
ご紹介するレンズは1977年にリリースされた。
ミノルタの50/1.4標準レンズはMCロッコールから始まったが、このレンズはMCロッコールの光学系を継承していない。マイナーチェンジを受けているのだ。
さらに、MDロッコールの後期型とも光学系は異なっている。このレンズの光学系は、これが唯一のものなのだ。
ミノルタ一眼レフのレンズ名に「ロッコール」が付くのは、MDロッコールが最後となる。MDシリーズの最後期型からロッコール名が外され、レンズ名は単なる「MD」となるのだ。
昨日は風が強く、雨も降っていた。今日は打って変わってよく晴れている。
紅葉もかなり散っただろう。
今日は残った紅葉の中を、最後のロッコールとめぐろう。まだまだ色彩は残されているだろう。
J.S.Bach: Well-Tempered Clavier Book 2 BWV 887 42. Prelude & Fugue in G sharp minor