EBC FUJINON 1:1.8/55 (後期)  FUJI PHOTO FILM CO.


 

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撮影はα7Rで行ったが、写真のカメラは当時の、フジカST901だ。



1972年に富士フィルムから発売された一眼レフ、ST801のレンズ群としてラインアップされたEBCフジノンレンズだ。
このレンズは先にご紹介したことがあるが、こちらが最終バージョンとなる。光学系はおそらく同一だろう。
このバージョンをもって、以後、富士フィルムから1.8/55というスペックのレンズがあらたに発売されることはなかった。

EBC(Electron Beam Coating))とは、フジの誇る多層膜コーティングの名称だ。マルチコーティングの端緒を切ったペンタックスの「SMC(スーパーマルチコーティング)」が7層コーティングだったのに対して、EBCは11層と、当時としてはトップレベルのスペックを誇っていた。

STシリーズのカメラ群は、商業的にはかならずしも成功とは言えなかったが、「EBCフジノン」レンズ群は、そのトータル性能からいまだ高く評価されている。このレンズもまた評価が高いのだ。


昨日は曇りで風も強かった。今日は一転して晴れ渡ったが、昨日の風で紅葉もかなり飛ばされただろう。
もう、今年の紅葉も終わりに近い。光圀公が住んだ西山荘の最後の色彩の中を、このレンズを連れて歩こう。



 

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J.S.Bach: Well-Tempered Clavier Book 2 BWV 871 26. Prelude & Fugue in C minor