AF 135mm 1:2.8 (32) minolta
撮影はα7Rで行ったが、上の写真はフィルム時代のミノルタα9だ。
このレンズは1985年に発売されたαシリーズ用の望遠レンズだ。
初期のαマウントレンズは、MDシリーズの光学系をそのまま引き継いだものが多かったが、このレンズの5群7枚の光学系は、MDシリーズとはまったくの別物だ。あとに引き継がれることもなかったから、この機種だけの光学系なのだ。
1985年、AF一眼であるα7000の登場は衝撃的なものだった。
それは「αショック」とよばれ、以後、各社から発売される一眼レフは、「ミノルタα」をターゲットとしたものとなった。
αというターゲットを捕捉できなかった一眼レフメーカーは、ここから一斉に淘汰されて行ったのだ。
αシリーズ登場と同時に、レンズマウントも変更になった。
1985年以降、ミノルタのレンズ群はそれまでのSR/MDマウントとは互換性のないAマウントに移行する。
ミノルタのカメラ事業は、いまはソニーが引き継いでいる。ミラーレス機はEマウントになったが、Aマウントはソニー一眼レフ機にいまもなお採用されているのだ。
なお、撮影枚数が増えてしまったので、この記事は(1)(2)に分ける。
この記事は(1)だ。(2)はこちら。
季節めぐる中に聖域は (2) - ミノルタ AF135/2.8 △
日々、木々の彩りは豊かになってゆく。
ここ数年来、パワースポットとして脚光を浴びてしまった御岩神社は、杉の木が多く、この季節でも紅葉や黄葉はそれほど目立たない。
しかし季節の変わり目、それでも様々な表情を見せてくれるだろう。このレンズを連れて、今日は山頂まで登ってみよう。
露出している岩は五億年前のカンブリア紀の地層と言われている。そんな岩群の間をめぐろう。
この付近の地質学的な特徴について
日本列島の歴史は日立の地面から始まった?!
Frescobaldi 'Gagliarda' - Stokowski conductor / arranger