Tessar 2.8/45 T* - AEJ  Carl Zeiss  (Y/C)


 

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撮影はα7Rで行ったが、上の写真のカメラは、ヤシカFX-3 SUPERだ。



ヤシカ/コンタックス(Y/C)による、カール・ツァイスのテッサーだ。非常にコンパクトな、パンケーキタイプのレンズだ。

19世紀から20世紀にかけて、現代レンズの基本となるレンズ光学系が、つぎつぎに発表された。
1891年アナスティグマット、1893年トリプレット、1897年ダブルガウス、1900年ヘリアー、そうして1902年にテッサーと続くのだが、「テッサー」は写真機用レンズの世界を一気に席巻した。
ダブルガウスは、いまでは標準レンズ系で主流になっていると言えるが、それも1960年頃からの話なのだ。


3群4枚構成のテッサータイプのレンズは、すべてのレンズタイプの中でも、おそらくもっとも数多く生産されただろう。
たとえば1970年代後半から80年代に大ヒットした、ストロボ付きファミリーカメラなどにおいても、ほとんどの機種の光学系がテッサータイプだった。

しかし、テッサータイプであっても、レンズ名を「テッサー」と名乗れるのは、それを設計したカール・ツァイスだけなのだ。


1975年、ヤシカとツァイス・イコンは、一眼レフカメラおよびレンズ製造のために業務提携し、コンタックス・ブランドを立ち上げた。
立ち上げに合わせて設計製造されたこのレンズは、1985年に電子制御方式の変更に合わせてマイナーチェンジを受けた。
今回ご紹介するレンズ「AEJ」は、マイナーチェンジ前のもので1982年に発売された。

Y/Cのレンズは、破綻のない描写、解像力やコントラストの高さ、階調の豊かさ、そうして濃厚な発色などにより、いまでも非常に評価が高い。ほとんど宗教レベル?で惚れ込んでいる人も少なくないのだ。



立冬も目の前だ。気温も低い。今日は坂道の多い古い街をめぐろう。
高台にある街だ。久しぶりに北側の斜面に沿った裏通りを歩いてみよう。


今日の天気は、晴れや曇りがめまぐるしく移り変わる。雲が厚いので、曇ればかなり光量が落ちる。
被写体は、陽光が差している場合と陰っている場合とでは、大きく異なってくる。


たまたまその場にいて、どんな絵を拾ってゆくか、陽が当たっているか、陰っているか、気にすることなくシャッターを切って行こう。


 

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冬が来る前に・・紙ふうせん