CANON LENS FL 85mm 1:1.8
１９６０年代半ばに発売された、キヤノンのＦＬレンズだ。キヤノンの一眼レフ用レンズとしてはＲシリーズに続く第２世代のレンズだ。
ＦＬシリーズは、Ｒシリーズで王者ニコンに惨敗を喫したキヤノンの、再挑戦のスタートという位置付けにあるだろう。
このレンズは柔らかい描写という印象があったが、あらためてデジタルで撮影すると、なかなかシャープだ。
Ａ／Ｍ切り替えリングが前部についているこのレンズは、気がつかないうちに絞り開放にしてしまうことがある。
あるいは、気がつかずに絞り開放のまま撮影していて、柔らかい描写だと思い込んでいたのかもしれない。(^^;
なお、撮影枚数が多くなったので、写真をだぶらないようにして記事を二つに分ける。
この記事は（１）だ。（２）はこちら。
ダム湖の上流の渓谷にて (2) － キヤノンFL80/1.8 □
今日も曇りだ、夜には雨も降った。
このレンズを連れて、近隣の、ダム湖上流の渓谷、花貫渓谷にでも行こうか、夏でも涼しい場所だ。
立秋も過ぎた。逝った夏の面影は、まだ濃密に残っているだろう。
シベリウス： 5つの小品 樹木の組曲 から 第5曲 「樅の木」