Takumar 1:3.5/135  Asahi Opt.Co.,

 

 

イメージ 1

 

 


旭光学工業(後のペンタックス)のタクマーだ。
M42の135mmレンズとしては初代にあたり、発売は1957年だから60年も前のレンズということになる。
光学系は1953年発売のM37タクマーと同じだ。ペンタプリズム搭載の国産一眼レフは1955年に登場しており、このレンズは一眼レフの歴史すべてを包括するかのように、存在しているのだ。


レンズタイプは4群5枚の、トリプレット発展形と言えるエルノスターだ。
タクマーにはトリプレットタイプの100/3.5があるが、トリプレットよりも明るくできるという理由で採用したのだろうか。


※この記事のデータは次のサイトを参照させていただきました。労作をありがとうございました。
望遠レンズ史



この時代のレンズは非常に優しい写りをすると思う。
このレンズも例外ではない。コントラストは控えめ、トーンの変化はなだらかで、「シャープではあっても柔らかい」というタイプのレンズなのだ。

そんな特性を持つレンズは、多くの場合、立体感の描写にすぐれる。
昨今、古いレンズが人気だが、古さだけではない理由があるのだろう。


なお、たくさん撮ったので、写真がだぶらないように、記事を二つに分ける。
この記事は(2)だ。(1)はこちら。

小雨降る夏の森の気配 (1) - 旭光学タクマー135/3.5 □


小雨の降る夏の日、光は淡い。
このレンズといっしょに森の中を、長い時間、歩こう。森の香りはいつも不思議だ、そんな中を歩いていこう。

 

 

 

イメージ 2

 

 

イメージ 3

 

 

イメージ 4

 

 

イメージ 5

 

 

イメージ 6

 

 

イメージ 7

 

 

イメージ 8

 

 

イメージ 9

 

 

イメージ 10

 

 

イメージ 11

 

 

イメージ 12

 

 

イメージ 31

 

 

イメージ 13

 

 

イメージ 14

 

 

イメージ 15

 

 

イメージ 16

 

 

イメージ 17

 

 

イメージ 18

 

 

イメージ 19

 

 

イメージ 20

 

 

イメージ 21

 

 

イメージ 22

 

 

イメージ 23

 

 

イメージ 24

 

 

イメージ 25

 

 

イメージ 32

 

 

イメージ 26

 

 

イメージ 27

 

 

イメージ 28

 

 

イメージ 33

 

 

イメージ 29

 

 

イメージ 30

 


小雨降る夏の森の気配 (1) - 旭光学タクマー135/3.5 □

 

 

 

 

 

 

 

Pink Floyd - Coming Back To Life - Legendado