G.ZUIKO AUTO-W 1:3.5 f=28mm   OLYMPUS


 

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1972年、革新的な一眼レフカメラだった「OM-1(発売当初はM-1)」用にラインナップされた広角レンズだ。
レンズ名「ズイコー」の由来は、創業時の社名「高千穂製作所」から来るとされている。「高千穂の瑞穂の国」から関連付けて、「瑞光→ZUIKO」としたとされているのだ。

ちなみに、社名「オリンパス」の由来は、神話時代にまでさかのぼる。
神々の集まる「高千穂」を、ギリシャ神話の神々が集まる「オリンポス」に重ねたとされている。

ZUIKO名の最初のレンズは1936年に発売されたから、もう80年も前にZUIKOという名前は登場しているのだ。

他の一眼レフカメラメーカーが1950年代からカメラやレンズを開発していたのに対し、OMシリーズは1970年代にスタートした。
出遅れた感はあるが、そもそも歴史がある会社だったから、開発するための実力はすでに培われていたと言える。


OMシステムの28mm広角レンズは3種類あった。このレンズは開放F値が3.5と、とくに目を引くスペックを持たない。
しかしいまでも非常に人気のあるレンズだ。シャープネスはまあまあだが、非常に階調が豊かで、個人的に好きなレンズのうちの一つなのだ。



湿度が高く、ときおりは雨も降る。
今日は、近隣の常陸太田の旧市街地へ行ってみよう。
時代の流れの中で商圏は移り、すでに過去の街となってしまったと言えなくもないのだが、いつでも不思議な魅力を感じさせる。

水戸徳川家にゆかりのあるこの街は、江戸時代に風水によってレイアウトが決められた。高台にあり、古い家屋や坂道が多く、歩いていて飽きないのだ。
このレンズを連れ出して、微雨降る中、そんな街をめぐってみよう。


 

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