AUTO TELE ROKKOR-QE 1:3.5 f=100mm  minolta

 

 

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ミノルタ最初期の一眼レフ用レンズ、オートロッコールだ。先端銀リングの、このレンズの発売は1961年だ。

この機体は痛みが激しそうに見えるが、このころのオートロッコールは塗装の乗りが良くなく、剥げやすいと思う。まあ、60年近くも昔のレンズに文句を言っても仕方がないのだが。(^^;

光学系に問題がなければ、それで良しだ。(^^;
この光学系はMCロッコール前期型、1973年頃まで継承された完成度の高い光学系だったと言える。

レンズ名にQEとあるように、当時のロッコールには、アルファベット2文字が付記されていた。
これは「*群*枚」というレンズ構成を示している。

群数 T=3,Q=4,P=5,H=6,S=7,O=8,N=9
エレメント枚数 C=3,D=4,E=5,F=6,G=7,H=8,I=9,J=10,K=11,L=12

つまりQEなら4群5枚構成だ。

他にも、ニコンやオリンパスなどが、レンズ構成を記号化してレンズ名に付記していた。
一般のユーザーにとっては、エレメントの枚数が4枚でも6枚でも、きれいに写ればそれで良いと思うのだが、開発したエンジニアたちは、それを表に出したかったのだろう。
なにか、光学設計者たちの笑顔が見えるようで楽しい。



なお、撮影しすぎたので、写真がだぶらないようにして記事を二つに分ける。
この記事は(1)だ。(2)はこちら。
初夏の聖域 (2) - ミノルタのオートロッコール 100/3.5  ▽



いつのまにか初夏になった。
ふたたび、御岩神社に行ってみよう。その表情は季節の中にかなり変わっているだろう。


レンズの外観がヤレているほど、このレンズはどんな絵を描いてきたのだろうと思わせるから不思議だ。
このレンズを連れて、ふたたび聖域の水音に耳を傾けてこよう。

 

 


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初夏の聖域 (2) - ミノルタのオートロッコール 100/3.5  ▽

 


この付近の地質学的な特徴はこちら
日本列島の歴史は日立の地面から始まった?!


5:10からのメロディが好きだ。

 

 

 

 

 

Brahms 1st symphony 4th movement