ふわっとソフト (Soft Focus Type 90mm F4.8)
ニコン おもしろレンズ工房


 

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このレンズは、1995年にニコン(の子会社)から発売された、「おもしろレンズ工房」の内の、”ソフトフォーカスレンズ”だ。

「おもしろレンズ工房」は、3本5種のレンズによって構成されている。
内訳は、超望遠の「どどっと400」、マクロレンズの「ぐぐっとマクロ」、「さらにぐぐっとマクロ」、魚眼レンズの「ぎょぎょっと20」、それにこの「ふわっとソフト」だ。


3本5種と書いたのは、「ぐぐっとマクロ」「さらにぐぐっとマクロ」「ふわっとソフト」は、1つのレンズを自分で組み替えて、「3つの内のいずれか1つ」を使うことになるからだ。

 

レンズ名からして、やたら気合が入っている。当時、「まさか、あのニコンが?」と、世の中を驚かせてくれた楽しいレンズなのだ。

そもそもレンズ本体にメーカー名も何も入っていない。「ステッカーを自分で好きに貼ってね」だから、めまいがしそうだ。

 

「ふわっとソフト」はカム溝式のヘリコイドを持ち、絞りを持たない。
このヘリコイドが実に感動的だ。レンズを上や下に向けると、勝手にずり下がってしまってピント調節をやってくれるのだ。もちろんまったく合わない位置に。

 

絞りは「好きに作って、自分で取りつけてね」ということであり、なんとも胸が熱い。

もちろん好きに作った。これまでのノウハウを生かした「カオス絞り」なのは言うまでもない。

 

具体的にはダイソーのメッシュポーチ2枚重ね+中心部に平ワッシャ貼り付けという構造にした。

メッシュポーチの重ね方で、好みのカオスを選べることになる。これをアクリルガッシュのジェットブラックで仕上げた。こんな↓だ。

 


なお、このレンズに関しては、「ニッコール千夜一夜物語」に詳しい。

そもそもの描写が異界的なこのレンズは、カラーバランスまで異界的に設定してみよう。
この晩春の午後を、異界めぐりタイム?としよう。
どこかには妖精たちが、隠れそこなっているのかもしれない。

 

 

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