Super-Takumar 1:1.8/55   Asahi Opt. Co.
ソフトフォーカス改




 

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いわゆる「レンコン絞り」というものがある。グリッドと呼ばれる絞りプレートに、レンコン状に穴があけられているのでそう呼ばれている。
これは、レンズ中心部の光はそのまま透過させ、収差が大きいレンズ外周側の光の透過を制限して、絞り開放におけるソフト量を減少させるために用いられる。

 

だが効果はそれだけではない。その特殊な形状によって、ボケやフレアの形状が非常にユニークなものになるのだ。

今回、規則的なパターンである市販品のレンコン絞りではなく、穴形状が複雑で不規則なグリッドを自作した。次の画像がそれだ。

もちろん、このグリッドを使うことによってどんな描写が得られるかは、撮ってみないとわからない。

 

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作り方は容易だ。ダイソーのメッシュポーチを切り取って、これを2枚、ずらして重ね、不規則的な穴形状にした。中央の黒い円盤はM6の平ワッシャだ。
貼り合わせた後に、アクリルガッシュのジェットブラックで仕上げれば完成だ。
これで「スーパータクマー前群レンズのみ」の3群3枚ソフトフォーカスレンズができあがる。この場合、焦点距離は170mm程度になる。


ソフトフォーカス写真なら、花の写真がいいだろう。
ひさしぶりに熱帯植物園に行って、蘭の花と世間話でもしようか。



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♥ "Orchids in the Moonlight" (tango)