RIKENON 1:1.7 f=43mm (RICOH SUPER SHOT)
ソフトフォーカス改
このレンズは1965年に発売されたスーパーショット(リコー)のレンズの、ソフトフォーカス改だ。
このカメラは、初期の電子シャッターカメラだ。入手したものは電気系不動+後群レンズ白濁のジャンクだった。
そこで前群レンズのみを取り出して単独使用したのが、このレンズだ。
レンズに中間リングを貼りつけてフランジバックを合わせ、M42ヘリコイド付きEマウントアダプターでピント調節できるようにした。
フードは、ホームセンターで売っていた、玄関のドアロックガードだ(と思う)。ダイソーステッカーが貼ってあるのがポイントだ。?
レンズ前群だけ使っても撮影はできる。次のリンク先記事の最後の方に、レンズ改造の事例を置いている。
フルサイズEマウントで使うオールドレンズ&写真 (5) 海外、引伸し用、Lマウント、テレコン 他
このレンズは焦点距離100mm程度の中望遠レンズになる。
収差の出方はレンズごとに異なり、共通しているのは「目がくらみそうになる」ということぐらいだ。(^^;
今回、レンズ後部に自作絞り(F8ぐらい?)を付けた。これでも背景の距離を離せば、ボケはそれなりに出る。
その出方は、コンパクトデジカメ並みだろうか。
F8レベルの絞りを付ければ、収差はかなり低減されるが、ソフトフォーカスレンズとは言い難くなってしまう。
それでも普通のレンズとは異なる描写になるのが面白い。
このレンズの場合、中心部はかなり描写がいいが、周辺が大きく崩れる。そんな特性を利用すれば、ユニークな絵が作れるだろう。
ここではなにも考えず、ただ撮った。(^^;
このレンズの名誉のため。もちろん、前群のみ使用しているから、このレンズの前群と後群を合わせた、本来の描写性能にはなっていない。
ROKKOR-PF 1:2 f=45mm (minolta HIMATIC)
ソフトフォーカス改
このレンズはすでに過去記事でご紹介している。
ただし、絞り無しの描写のため、収差の激しさがおもしろい?レンズだ。
リコーのレンズ同様に、次のリンク先記事の最後の方に事例を置いている。
フルサイズEマウントで使うオールドレンズ&写真 (5) 海外、引伸し用、Lマウント、テレコン 他
いずれのレンズにも言えるが、エレメント枚数が少ないせいなのか、ピントが合っている個所(だけ)は、非常に抜けが良いと感じる。
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