SIGMA ZOOM -λ MULTI-COATED
1:3.5-4 f=21-35mm

 

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このレンズは、サードパーティのレンズメーカーであるシグマが、1979年に発売した超広角ズームレンズ「ラムダ(初代)」だ。
いまでこそ、この画角を大きく越える超広角ズームレンズは多種出ているが、超広角化への流れの走りとなったレンズなのだ。


初代レンズの情報は検索してもあまり出てこない。
二代目は、初代に比べて格段に性能向上してロングセラーとなったため、けっこう見かけるのだが、初代はマイナーだったのだろうか。



広角側のズーム域も、ここまで広がると用途がかなり広がる。
広角レンズの描写が感じさせるのは「量感」だと思うが、ワイド端21mmの量感描写は、やはり24mmや28mm級では至れないものなのだと思う。


サードパーティのレンズメーカーが追及した、「純正レンズを超える付加価値を付ける」意欲は、このレンズにも強く感じられるのだ。

散歩がてら、夏の野生を撮影しようと思った。
それなら量感描写にすぐれる広角系レンズを使いたい。そこで、このレンズを持ち出した。
なお、写真は全体にフレアっぽいが、これは内部に曇りがあるためで、このレンズ本来の描写ではない。

野生は人の領域を侵食していく。
しかし、人がその内に野生を持つ限り、人の領域は拡大していくのだ。

 

 

 

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I MUSICI - A. VIVALDI "Flute Concerto in G Minor" - P440 (F.VI 11)
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