TEFNON ZOOM 1:4 f=80-200mm MACRO
テフノン(小堀製作所)の望遠ズームレンズだ。製造は1980年代の前半だろう。
製造元の小堀製作所は派手なメーカーではないが、会社創業は1925年であり、現在も光学機器メーカーとして活躍している歴史あるメーカーなのだ。
焦点域80-200のズームレンズは、あまりにもありふれており、ジャンク箱を覗けば一本や二本は転がっているものだ。
製造元の小堀製作所は派手なメーカーではないが、会社創業は1925年であり、現在も光学機器メーカーとして活躍している歴史あるメーカーなのだ。
焦点域80-200のズームレンズは、あまりにもありふれており、ジャンク箱を覗けば一本や二本は転がっているものだ。
トドメにこのレンズの場合、デザインも平凡でありアピール度は非常に低い。
テフノンのレンズ群は、デザインやスペックに、それほどコストをかけられなかったのだろうと思う。
と言うのも、テフノンは後発参入組だったから、超低価格路線でシェアを得ようとしたのだ。
シグマやタムロンなどのサードパーティレンズは、一眼レフメーカー純正レンズより低価格でシェアを得たが、テフノンレンズはさらに低価格だった。
そのために、「安かろう悪かろう」的なイメージが付いてしまったように思う。
しかし、その写りは発売当初から一定の評価を得ていた。
個人的には、同等スペックの一眼レフメーカー製レンズに比肩する写りを見せてくれると思う。このレンズの場合、逆光に強いのも特筆ものだ。
状態が良いレンズでさえジャンク箱に入っているのを見ると、このレンズの描写性能からすれば、ちょっと残念に思う。
このレンズとは、ながらく行っていなかった御前山に行ってみよう。この地名には真偽不明の由来があるのだが、弓削道鏡の名まで出てくる。
このレンズとは、ながらく行っていなかった御前山に行ってみよう。この地名には真偽不明の由来があるのだが、弓削道鏡の名まで出てくる。
まあ、ほとんどの場合、敗者はろくでもない評価を後世に残されるものだ。
道鏡もそんな中の一人なのだろうと思う。彼が高位の僧侶であったこと以外、人となりは知らないが、秘せられた彼の本当の姿に興味はある。
帰路には甲神社にも立ち寄ろう。創建が紀元八百七年とされている古い神社だ。
で、今日は夜には雪が降って来たので、夜の雪もシャッフルして混ぜ込もう。