京成線。窓の外には根岸、日暮里の街がひろがっていた。
やわらかな夏の日の雨の中、灰色の風景。雨に洗われ、── 明らかになるのはその疲れた姿なのか。
渦巻く轟音、── 風景を区切る無数の直線。(6/14)
どれほど衝撃を与えた作品でも、ただの見世物になる。
これが「他人」の定義だ、── つまり「疲れなくなる」のだ。(6/12)
都市の交差点。路面やビル群、そうして、行きかう人々のまぶしさ。
熱は天を指して立ち上る。建築群と幻想との交錯する風景は熱の中にゆらめき、── 確かにまたこの場所にも、さえぎられ、遠ざかっていく世界の沈黙はある。無数の建築群の影。(6/18)
所々に葦が茂る水面を、羽ばたき走ってゆく鳥たちの姿。
── 街灯が浮かび上がらせる風景の輪郭を切り裂いていくかのように、オートバイは走ってゆく。(6/14)
恒星は死ぬときに爆発し、輝く宇宙の雲となって無限の空間へと広がってゆく。
(6/21)
北国。氷原はるか、空のカーテンは光り、うねる。
その未知の輝き。天空には天神が浮かぶのか、── 初めて見た人々の。
剣はこの宇宙の示した場所に突き立てられ、代弁者も舞台も存在せず、すべての存在はその存在だけをみずから語る。
時間、── 宇宙。(5/23)
路上、見つけた果実をもぎ、── 波はまた遠ざかってゆく。打ち上げられた流木のその沈黙。
── 夕暮れ時。(5/30)
病んだ部分を懸命に明らかにしようとしている作品群。表現者が、彼の信仰を手放せないからなのだろう。
より広く、メタとして把握していくこと。(6/12)
乾いた荒野はうるおされることもなく、── ふと立ち止まる旅人は、風景のまぶしさを知る。
── 向こうを向いている恋人たち。風は光を運んでくる。
── 都市の裏通りにゴミ箱には、表情を持ってしまった風が行き場を探す。
(6/13)
今日で一段落ついた。
夜。── 夏の、もう淡くなった熱と、風と。
家々。── 影が見せる闇。
この夏の夜、眠りにつく未知。(6/11)
消滅を恐れる、傷を負った言語は、焼けただれる運動の中へと走り、脳髄を重たい熱の中へと追い込む。
── あるいはまた、地下室の光と轟音との混沌をつらぬくリズムに、この身は重なり、── やはりそこにもまた、絶えることのない熱の流れ。(5/27)
やわらかな夏の日の雨の中、灰色の風景。雨に洗われ、── 明らかになるのはその疲れた姿なのか。
渦巻く轟音、── 風景を区切る無数の直線。(6/14)
どれほど衝撃を与えた作品でも、ただの見世物になる。
これが「他人」の定義だ、── つまり「疲れなくなる」のだ。(6/12)
都市の交差点。路面やビル群、そうして、行きかう人々のまぶしさ。
熱は天を指して立ち上る。建築群と幻想との交錯する風景は熱の中にゆらめき、── 確かにまたこの場所にも、さえぎられ、遠ざかっていく世界の沈黙はある。無数の建築群の影。(6/18)
所々に葦が茂る水面を、羽ばたき走ってゆく鳥たちの姿。
── 街灯が浮かび上がらせる風景の輪郭を切り裂いていくかのように、オートバイは走ってゆく。(6/14)
恒星は死ぬときに爆発し、輝く宇宙の雲となって無限の空間へと広がってゆく。
(6/21)
北国。氷原はるか、空のカーテンは光り、うねる。
その未知の輝き。天空には天神が浮かぶのか、── 初めて見た人々の。
剣はこの宇宙の示した場所に突き立てられ、代弁者も舞台も存在せず、すべての存在はその存在だけをみずから語る。
時間、── 宇宙。(5/23)
路上、見つけた果実をもぎ、── 波はまた遠ざかってゆく。打ち上げられた流木のその沈黙。
── 夕暮れ時。(5/30)
病んだ部分を懸命に明らかにしようとしている作品群。表現者が、彼の信仰を手放せないからなのだろう。
より広く、メタとして把握していくこと。(6/12)
乾いた荒野はうるおされることもなく、── ふと立ち止まる旅人は、風景のまぶしさを知る。
── 向こうを向いている恋人たち。風は光を運んでくる。
── 都市の裏通りにゴミ箱には、表情を持ってしまった風が行き場を探す。
(6/13)
今日で一段落ついた。
夜。── 夏の、もう淡くなった熱と、風と。
家々。── 影が見せる闇。
この夏の夜、眠りにつく未知。(6/11)
消滅を恐れる、傷を負った言語は、焼けただれる運動の中へと走り、脳髄を重たい熱の中へと追い込む。
── あるいはまた、地下室の光と轟音との混沌をつらぬくリズムに、この身は重なり、── やはりそこにもまた、絶えることのない熱の流れ。(5/27)
