夏の日の午後、水の豊かな川。
川に沿って木々、そうして木々の間には高く黄金色に輝く太陽。
── 川面にも黄金色の光がまき散らされている。(7/25)

仏教の影響を受けた東洋文化?
東洋文化が仏教を生み落とし、成長させたと考えてもよいのではないか。(8/9)

風のない、湿気の多い猛暑の日。ともかく暑い日だった。
空はそんな中で、水分を十分に含んでいった。
雷雨は予想外の激しさだった。
雷の音の轟く中、すべてのものは白い水煙を巻き上げていた。
── そうしてまた、静かな夜。静かすぎるぐらいに静かな夜。(7/26)

雨。軒下で僕は立ちつくしている。雨は僕に言う。
「ここに居なさい。さもなければ濡れるのですから」。
── 僕は濡れずにいなければならないのか。(8/5)

芥川龍之介の「トロッコ」。
真っ暗な夜道を走って帰ってきた事がなければ、このような作品はかけないのだろう。
いつになってもトロッコを押し続ければ、夜道を帰る必要もないし、トロッコを見失ってもトロッコを見つけ出せばよい。
── そうしてトロッコにしがみつけばよいのだ。(8/6)

濃霧がこの服を次第に濡らしてゆく。── 僕の観念であるかのように、次には僕の身体を。(7/28)

三島由紀夫の「大義による死」と、宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」に見られる自己犠牲。
そのニュアンスの、あまりにも大きな相違。(8/9)

夢。
僕は硫黄島を見ていた。「形が変わるほど、爆撃されたんだってな」。(8/6)

あの日の光景。あの日といっても、それがいつだったかは、まるでわからない。
夢だったのかもしれない。
人ひとり居ない林だった。僕は木もれ陽の中にいた。
風は強く吹いていた。どこか、僕にはわからない世界から響いてくるような木々の音の中に僕はいた。
── ただ僕の記憶の中にさりげなく、しかも深く根を下ろしているあの光景。
(8/18)

雨に濡れた夜の線路を、電車のヘッドライトが進んでくる。(8/5)

何かを得れば僕は救われるのだろうか。
── 得れば何もわからないままになる ── 要するに、得ていようがいまいが、同じことなのだ。(7/25)

グスタフ・レオンハルトは、「自分でも演奏したいから」、無伴奏ヴァイオリンパルティータを鍵盤楽器用に編曲した。(7/26)



J.S.Bach "Partita" BWV1004, 1013, 831
 - Gustav Leonhardt - [Vinyl record]




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