長きに渡りbiceさんの音楽を聴き続けてきた
いちファンです。
彼女の10歳下のリスナーとして、
高校の時分から、彼女や彼女の音楽に
たくさんのことを教わってきました。
大げさかもしれませんが、人生そのものです。
今回の特集、いろいろな制約もあるであろう中で、
中島時代の扱いや、彼女のSSW業停滞期に対しての切り口など
どのようにまとめられるのか、
期待と同時に不安も強くありました。
しかしさすがは小西さんの番組、といえる仕上がりで、
予想を上回る素晴らしい構成に感動いたしました。
放送前にコメント出演者が18名もいらっしゃると聴き、
曲があまりかけられないのではないか、
追悼という重い空気がつきまとってしまうのではないか、
と心配も多くありました。
しかしそれもコメントバックに音をループで流し続けるという形で
見事に昇華されてたと思いますし、
フルでかけられないながらも名フレーズが散りばめられていて、
結果的にライトリスナーを「もっと聴きたい」という気持ちにさせるような
購買意欲をかきたてるプレイリストとなっていたように思います。
ただファンの気持ちとして、
選曲面ではどうしても欲は出ます。
ライブでの要である「Linsey de Butterfly」や「Slow dive」、
Slow dive
ずっと演奏し続けてきた「Raincoat」がなかったこと、
Raincoat
エレポップ路線の曲が少なかったこと、
光の中へ
キャニオン時代のブリットポップ路線が語られなかったことなど
あくび
いろいろ思うところはありました。
また小西さんのおっしゃるコラボレイト作品の欠如に関しても、
同じことを感じました。
しかしながら、各方面、各時代ゆかりの方のコメントを
あれほどまでに丁寧にまとめあげ、
しかもそれを幅広い曲調の楽曲たちとリンクさせ、
ライトリスナーにも聴きやすい形で紡いで頂いたことには
大変な驚きと共に、本当に感謝としか言いようがありません。
彼女の人となり、音楽に対する想いを多く伝え、
それ以上に音楽自体を深く紹介してくださった、
非常に有意義なコンセプトの番組だったと思います。
biceさんゆかりの方々の深い想いを
今回こうして形に残して頂けたことは、
本当に意味があることだったと思っております。
お話しされたみなさんにとっても、
語弊のある言い方かもしれませんが、
ある種の救いになったのではないかと感じます。
沢山の名曲と、想いに溢れた言葉とで、有意義な1時間でした。
少しさみしく思える場面もありましたが、
それでも番組全体にあたたかさが感じられて、
私はとても幸せでした。
追悼とか、なにも特別な事じゃなく、
これからも日々当たり前に、大切に聴いていけると確信しました。
小西康陽様、スタッフ及び関係者の皆様、
誠にありがとうございました。
最後に私のリクエストは「私とポールの事」です。
私とポールの事
大好きな曲です。当たり前ですが名曲です。
BSハイビジョンのキャンペーンソングにもなってた曲ですね。
いつかNHK-FMで流れることを期待しております。
そしていつかbiceさんの名曲たちが再発される時まで、
ずっと想いを訴え続けていきたいと思います。
これからも今の自分にできることを探し、
biceさんの再評価につながるよう
微力ではありますが、動いていきたいと思います。
(2012年7月28日 Raincoat)
番組で使用された曲のメドレー (静止画)
番組では3曲しかかからなかった名曲メドレー (動画)