BL(ボーイズラブ)がかなりお茶の間に市民権を得てきていて感慨深い今日この頃。
しかも、大ヒットしているので時代は進んでいるんだなと思うのです。
田中圭、吉田鋼太郎の「おっさんずラブ」は、
コメディタッチだから受け入れられやすかったのもあるかもしれないけど、そのいじらしさ、いざというときのストレートさにグッとくる。
西島秀俊、内野聖陽の「きのう何食べた?」は、穏やかな日々の中にも「個人的な事件ともいえないような事件」が起こって、でも最後にはいつも一緒においしいご飯を食べて、毎日が彩られていく日常がいいなって、ほっこりする。
私が10代の頃、JUNEというBL小説雑誌があって、すごくハマっていました。
BL漫画のバイブルである「風と木の詩」ももちろん全巻揃ってたし。
そして、それを共有できる友だちというのはやっぱりごくわずかで、
他の友だちには「ああ、変わった趣味だね。」ってことでした。
ごくわずかな趣味友がいたということでさえ、オープンで寛容な女子高だったからという理由が大きいでしょう。
JUNEを貸したら次々周り回って隣のクラスの担任の先生も読んでて、「現実はこんなもんじゃないのよ〜」と言われたというくらいな学校でしたから。
よく言われるのは、「BLは思春期の女子が、大人の本物の恋に足を踏み入れる前の心の予行演習的なもの」
「自分とは接点がないところで安全に楽しんでいるオクテな女子」
まあ、そういう面もあるにはあるかもしれないけど、
子どもが成人する年齢になっている私でもいまだにキュンキュンする。
それに、どんどんお茶の間に受け入れられていってるのは、
ただ時代がLGBTに理解がでてきたとか、流行っていうだけではないでしょうね。
じゃあ何がいいって、今や男女の恋愛ドラマではあまり聞かないようなストレートな言葉や純愛シチュエーションに、「それ!それなのよ!」ってトキメキ萌えるのがいいんだなぁ。
現在放映中の、「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」
略して「チェリまほ」というそうなんですが、
また、これがピュアで可愛くてうらやましくてキュンですよ。ほんと。
うちは長女はBL好き真っ只中で、次女は全く興味無しという真逆の人たちだけど、3人でこのドラマ観てると、
キャー!!とかクウゥー!とか皆で打たれまくってます。
別に男同士のラブシーンが面白いわけではない。
ファンタジーというよりは、人が求めている恋のもっともピュアな真髄の部分に触れるからだと思うんですね。
次女曰く、「男女の恋愛ドラマでお姫様抱っことか、おでこにチューとかあざといじゃん?だけど、女の子ってそういうの好きじゃん。BLは女子の求める王道だよね。もう、キュン死にするかと思ったよ!」
みんな、そういうピュアでスイートで切なくあったかい気持ちになれるものを求めているんじゃないのかな。
異性愛だろうと同性愛だろうと変わらないと思います。
