「ママどうしたの!なんで泣いてるの!?」
私に向かって叫ぶ次女。
そりゃあ、びっくりしますよね。
一緒にCD聴こうってセットして、「ちょっと待っててトイレ」って行って帰って来たらママが泣いてるなんて。
たった2、3分でいったい何が起きたんだ?
「うーん、歌詞カード見てたら思い出しちゃって。すごく哀しい映画なんだよ。20代のときも泣いたけど、今の年になるとよけいに分かるからさー(涙)」
なーんだびっくりさせないでよね…っというわけで改めて曲スタート。
「THE ROSE」
現在放送中の「アルジャーノンに花束を」で、流れていた曲です。
ドラマを見て「この歌すごくいいね。ウォークマンに入れたいな。」と娘が言うので、「なんと実はうちにあるんだよ、そのCDが。」「えー!聴きたい!」というわけで一緒に聴くことになったのでした。
「THE ROSE」は、同名タイトルの映画のサントラCDに入っています。
映画は、ジャニス・ジョプリンをモデルにした、ベット・ミドラー演じるロックミュージシャンの物語。
愛したい愛されたい、ただそれだけなのに、傷つき破滅していく一人の女性の物語。
昔この映画を観たとき涙が止まらなかった。
ビデオもサントラCDも買いました。
CDには、劇中のライブで歌ってる曲がたくさん入っていて心揺さぶられます。
ところで、「アルジャーノンに花束を」も私には懐かしい物語。
親友が薦めてくれた本でした。
もしかしたら、思い出の中にある宝物を引き揚げることをする時期なのかも。
プチセルフヒプノセラピーかもですね。
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