こんにちは。
今年度までに、県内の多くの市町村で、男女共同参画の計画に性的指向・性自認など多様な性に関する施策が盛り込まれてきました。
(2022年3月現在で、県と、県内11市町村で盛り込まれています)
そうすると、これからは、計画に施策が盛り込まれているか だけではなく、”どのような施策が盛り込まれているか” が大切になってくると思われます。
そこで、富山県内の自治体で、どんな施策が書かれているかを確認しておこう。
ということで、富山県と県内15市町村の男女共同参画に関する計画に記載されている施策を表にまとめてみました。
PDFファイルをご覧ください。
・表をご覧いただくと、県内の多くの自治体で、性の多様性に関する「啓発」や「人権教育」が盛り込まれていることがわかります。
・また、2022年3月に新しく策定された計画には、「パートナーシップ制度の検討」や「図書の展示」による啓発、「学校の校則や制服の見直し」など、より具体的な施策も盛り込まれるようになってきました。
より具体的な施策としては、
・自治体職員への研修を行う
・教職員への研修の機会を設ける
・児童生徒への人権教育等の中で多様な性を伝える
・企業への周知啓発を進める(ハラスメント防止やパートナーシップ制度などにも関連して)
・ホームページに啓発ページを設ける
・相談窓口の設置
・空きスペースを活用した居場所の設置
などもあるとよいでしょうか。皆さんはどう思われますか。
黄色の塗りつぶしは、2022年度に計画見直し予定の自治体です
2022年度は富山県、小矢部市、南砺市、黒部市、入善町で計画が見直されると思われます。
その際、まだ施策が盛り込まれていない小矢部市、南砺市、黒部市でも施策を盛り込んでいただけるようチェックしていきたいと思います。
(上市町も2023年度に計画が見直されるのではないかと思いますので、この1、2年で県内すべての自治体で、多様な性に関する施策が盛り込まれるといいですね)
それでは、また。