子供が学校に行きたがらない あるいは行かなくなると親は
ものすごく不安になります。
私もそうでした。
二女がどうしても学校に行けなくなった時
えーーーー、高校中退なの!!
やめた後どうするの?
人生の落伍者??
本当に怖くて不安でした
なんだかんだで落ちているなか、学んでいるアドラー心理学の仲間がNOP法人アドラーよこはまの設立の総会に来てほしいというので学んでいる横浜まで出かけました。
総会が終わり
今の状況がしんどくて、信頼している友達に娘の状況を話しました。
私が友達に「今の学校辞めても通信制高校があるし、なんとかなるよね?」と言うと
友達「そこまでして学校って必要なのかな?」と
私「えーーーーーーー、学校行くことそのものをあきらめるの???」
と言って人目をはばからず号泣
(他の会員さん、後輩もいる中声あげて泣いてしまった💦)
心の中で
中卒で今の日本生きていけるわけないじゃん
人生お先真っ暗
ひどい、ひどいよ
とまぁ落ち込んで帰ってきました。
何日かすると、信頼している友達が言う言葉はどんな内容でも1回受け取ろうと思った。
(納得はできていないけどね)
彼女が常日頃から、私や家族のことを考えてくれていることは事実だったから。
1週間ほどして試験官のアルバイト帰りふと思った。
もし、あのマザーテレサが今の娘を見たらなんというのかな?と
私はもちろんマザーテレサではないので、想像してみた
で心に浮かんだ言葉は
「自分の心や身体を傷つけてまで行く必要はありません。
あなたはあなたのままで輝ける場所があります。」
妄想でも十分だった。
もう無理に行かせるのは辞めよう。
とりあえず学校云々は一旦おいておこう。
友達の問いかけが不登校を受け入れるきっかけになったことは間違いなかった。
同時に同情ではなく本当に私が変わると信じてあえて
「そこまでして学校って必要?」
と一番痛いところをついた友達には本当に感謝している。
痛みに寄り添うことは誰でもできる。でも本当に大事な人が前に進む勇気づけはまた別のアプローチが必要なんだとも学んだ。
(お互い関係が良いことが必要)
実際退学するまでこの出来事から半年かかってしまったけれど、少しずつ娘を含めて家族が協力することを学んだと思う。
不登校を経験してよかったことは
親の価値観と違う子を理解しようとすることや
家族が協力すること
家族の話をちゃんと聴いたり、観察したりする大切さ
当たり前がありがたいこと
日常の中にある幸せ
一見不幸に見える出来事のなかにたくさんの良い事があると気がつけた。
娘の不登校がなかったら気がつないままだったと思う。
友達がくれた
「そこまでして、学校って必要なの?」
は本当に感謝している。
今でも彼女は大切な友達です