『仮面ライダー』92~94話

今週見た3話は俗に言うショッカーライダー編。『仮面ライダー』もいよいよクライマックス!


ショッカー被害者の遺族達によって組織されたアンチショッカー同盟が、ゲルショッカー首領の正体について記録されたデータテープを入手したことから、仮面ライダーが味方するアンチショッカー同盟とゲルショッカーとの間で、3話にわたりデータテープの争奪戦が繰り広げられます。

ストーリーはいつも通り単純明快ですが、真偽8人のライダーが入り乱れ、息もつかせぬ展開が繰り広げられる様はまさに圧巻!
カッコいい絵の連続です。




第92話「凶悪!にせ仮面ライダー」

仮面ライダー=本郷猛が91話でムカデタイガーと相討ちになり、生死不明のままむかえた第92話。

行方知れずのライダーの愛機・サイクロン号の手入れをするおやっさん。
独り黙々と作業をこなす姿が胸を打ちます。


仮面ライダー=本郷猛の生還を喜ぶ、おやっさん以下少年ライダー隊の皆さん。
しかしそれは本郷ライダーに化けたショッカーライダーだった!

なんで黄色いマフラーと手袋にだれも突っ込まないのか!?


やはり生きていた本物の仮面ライダー=本郷猛!

ライダーと偽ライダーの、いかしてるバイクチェイスシーンです(^^)


ショッカーライダーを追い詰めますが、ゲルショッカーの怪人ハエトリバチがショッカーライダーの応援に駆けつけ、形勢は逆転。
本郷ライダーは荒波が打ち寄せる海岸の岩場に追い詰められます。

その衝撃の結末は!?…と言うところで次回につづく。






第93話「8人の仮面ライダー」 

波打ち際に追い詰められた仮面ライダー=本郷猛が、調子に乗って高笑いしていたハエトリバチを道連れに海に消えたところから93話は始まります。


ショッカーライダーが仮面ライダーに成りすましていることにまだ気づいていないおやっさんとFBIの滝和也は、そのままショッカーライダーと行動を共にします。

そこに南米のアンチショッカー同盟に選ばれて、ゲルショッカー首領の正体のデータテープを入れたアタッシュケースを届けにきたのは、もう一人の仮面ライダー=一文字隼人!

アタッシュケースに手をのばすショッカーライダーに、隼人は何故黄色いマフラーをつけているのか聞きます。

隼人の問い掛けで、遅まきながら同行しているライダーの黄色いマフラーに気づいたおやっさんとFBIの滝。

プロファイリングのプロフェッショナルのFBIが、人様から言われるまで気づかないほど観察眼がなくていいものでしょうか?


やはり死んでなかった本郷猛。
一文字隼人と滝和也の間に並びます。

素顔の仮面ライダー1号と仮面ライダー2号、そしてまぼろしに終わりましたが仮面ライダー3号になるかも知れなかった男の揃い踏みです。

結局仮面ライダー3号の企画は見直され、新ヒーロー仮面ライダーV3が生まれることに。


全貌を現したショッカーライダー達を前に、変身する本郷猛と一文字隼人。

二人のダブル変身がこれまたカッコいいのです!






第94話「ゲルショッカー首領の正体!!」

前回のラストで、6人のショッカーライダーに囲まれたところから続く第94話。

みんな同じ顔なので、格闘シーンに入るともうカオスです。


ダブルライダーと滝和也に捕虜として捕らえられたエイドクガー。

自己催眠機能が働いてピクとも動きません。なんだかよく分からない機能ですが。


3回かけて大いに盛り上がった、ショッカーライダー編。

ダブルライダーとショッカーライダーとの衝撃の結末は…笑撃でした!(笑)


6人のショッカーライダーとのケリをつけたダブルライダー。
最後はナメクジキノコをフルボッコして終劇。






『サイボーグ009』第5話「あゝクビクロ」

原作「まぼろしの犬」のアニメ化…なのですが、原作が短編なためそのままだと尺が余ってしまい、TVオリジナルの追加シーンが多数あります。

原作はジョーとクビクロの交流だけに絞られているためムダがなく、純粋に物語に引き込まれて悲劇的なラストに感動するのですが、TV版は追加シーンのせいで物語が散漫になってしまったことと、よりによってその追加シーンがあるため肝心のジョーとクビクロの交流シーンがオミットされてしまい、彼らの訣別の悲劇性がかなり薄れてしまって、もうひとつ感動に欠ける残念なラストに(ToT)






『ゲッターロボ』第23話「浅間山の大発明狂」

追加キャラの大枯文次とそのシモベ浅太郎登場。
『マジンガーZ』のボスの二番煎じを狙ったのでしょうが、…正直『ゲッターロボ』には要らないキャラ。

後に恐竜帝国側にも追加キャラの大魔人ユラーが出てきますが、こちらもなんでこんな奴を出したのか、疑問でしかない存在でした。

テコ入れはしっかり考えてから実行して頂きたいものです。






『UFOロボ グレンダイザー』第23話「激流に叫ぶひかる」

ひかるの慕う大介さんが、実は宇宙人デュークフリードだったことが判明する重要な回。

…なのだが、タツノコキャラばりに濃い作画のせいで、どうにもひかるが思春期の乙女に見えず、これまた残念な感じ。

ひかるさんの人気のなさは、番組初期に可愛く描ける作画監督に恵まれなかったことも起因してると思います。