6月30日
父親だった人に18年ぶりに会ってきた
おじさんから連絡受けて
『もうそう長くはないかもだから』って
あれから18年
早いな・・
おじさんに連れて行った病院はちょっと古かったけど大きな病院だった
何も考えずに行った
俺はもう何も怖くない
病室に入るとその人はベッドの上に座っていた
肺が普通の人の三割くらいしか機能してないらしく肺炎を起こして入院してた
糖尿病でか視力もかなり悪くなっていて俺が目の前に立っても気づかなかった
おじさんが『誰かわかるか?』
『○○(俺の名前)だぞ』って言ったら
すぐ涙と鼻水があふれた
俺の名前を呼んで手を伸ばしてきた
握手した
もっと弱ってるって思ってたその手は意外とまだ力強かった
そのあとその人はおじさんに向かって『すまんけど金貸しててくれんか? 一万円』て
『今その話?』ってちょっと腹たって俺は自分の財布から一万円札を出して渡した
また泣いた
『人間の本質ってそうそう変わるもんじゃないんだな』ってちょっと寂しくなった・・
俺はその人の目の前にしゃがんで初めて喋った
『あのね 俺をはじめ あなたの周りのあの町に残ってる人はみんなあの狭くて小さな町で傷ついて苦しんで生きてきた』
『でも、それを乗り越えて俺は強くなった』
『あなたはあの事件起こしたあとあの町出てわからんかもしれんけどみんな傷ついて苦しんできた だからあなたもそれを死ぬまで背負って生きてください』
『今日 許す』
『でも忘れんでずっと背負って生きてください』
初めてあの人が俺に泣きながら『すいません』て謝った
何か吹っ切れた気がしたけど何かモヤモヤも胸に残った・・
許すって言ったのはきっと俺自身吹っ切って進みたかったんかな・・
病院を出ておじさんと話した
おじさんはその上の兄貴のことを愚痴った
弟や妹には迷惑かけたくなくて俺は一人で頑張ってきたって
俺はおじさんに謝った
おじさんも俺も泣いた
おじさん
今までずっと俺は怖くて逃げてた
ずっとおじさんからも逃げてた
ごめんなさい
会えて本音で話せてよかった
さよなら お元気で
ありがとうございました
父親だった人に会ってどんな感情になるんだろってちょっと怖かったけど正直醒めてた
人間の本質は簡単には変わらない
そう感じた
幼い頃からあなたは家にいなかった
たまに帰ってきたら母ちゃんに暴力
俺が大人になって強くなったらころしてやろうと思ったこともあった
たった一度だけ四人で旅行に行ったことがあった
たった一枚だけ四人で映った写真がある
俺は父親だった人に肩を抱かれてる
妹は母ちゃんに抱かれてバンザイしてる
四人で同じレンズを見つめてた・・
今回 俺と会って俺に言われた言葉であなたがどう感じて何を思ったかわからない
どうか 忘れないでください
あなたが傷つけた人たちのことを
どうか生きてください
罪と罰を背負って
さようなら

父親だった人に18年ぶりに会ってきた
おじさんから連絡受けて
『もうそう長くはないかもだから』って
あれから18年
早いな・・
おじさんに連れて行った病院はちょっと古かったけど大きな病院だった
何も考えずに行った
俺はもう何も怖くない
病室に入るとその人はベッドの上に座っていた
肺が普通の人の三割くらいしか機能してないらしく肺炎を起こして入院してた
糖尿病でか視力もかなり悪くなっていて俺が目の前に立っても気づかなかった
おじさんが『誰かわかるか?』
『○○(俺の名前)だぞ』って言ったら
すぐ涙と鼻水があふれた
俺の名前を呼んで手を伸ばしてきた
握手した
もっと弱ってるって思ってたその手は意外とまだ力強かった
そのあとその人はおじさんに向かって『すまんけど金貸しててくれんか? 一万円』て
『今その話?』ってちょっと腹たって俺は自分の財布から一万円札を出して渡した
また泣いた
『人間の本質ってそうそう変わるもんじゃないんだな』ってちょっと寂しくなった・・
俺はその人の目の前にしゃがんで初めて喋った
『あのね 俺をはじめ あなたの周りのあの町に残ってる人はみんなあの狭くて小さな町で傷ついて苦しんで生きてきた』
『でも、それを乗り越えて俺は強くなった』
『あなたはあの事件起こしたあとあの町出てわからんかもしれんけどみんな傷ついて苦しんできた だからあなたもそれを死ぬまで背負って生きてください』
『今日 許す』
『でも忘れんでずっと背負って生きてください』
初めてあの人が俺に泣きながら『すいません』て謝った
何か吹っ切れた気がしたけど何かモヤモヤも胸に残った・・
許すって言ったのはきっと俺自身吹っ切って進みたかったんかな・・
病院を出ておじさんと話した
おじさんはその上の兄貴のことを愚痴った
弟や妹には迷惑かけたくなくて俺は一人で頑張ってきたって
俺はおじさんに謝った
おじさんも俺も泣いた
おじさん
今までずっと俺は怖くて逃げてた
ずっとおじさんからも逃げてた
ごめんなさい
会えて本音で話せてよかった
さよなら お元気で
ありがとうございました
父親だった人に会ってどんな感情になるんだろってちょっと怖かったけど正直醒めてた
人間の本質は簡単には変わらない
そう感じた
幼い頃からあなたは家にいなかった
たまに帰ってきたら母ちゃんに暴力
俺が大人になって強くなったらころしてやろうと思ったこともあった
たった一度だけ四人で旅行に行ったことがあった
たった一枚だけ四人で映った写真がある
俺は父親だった人に肩を抱かれてる
妹は母ちゃんに抱かれてバンザイしてる
四人で同じレンズを見つめてた・・
今回 俺と会って俺に言われた言葉であなたがどう感じて何を思ったかわからない
どうか 忘れないでください
あなたが傷つけた人たちのことを
どうか生きてください
罪と罰を背負って
さようなら

このブログを始めて五年がたった
早いなぁ
あの頃より俺は「オトナ」になってるんかな・・
あの頃より5つ年をとって
あの頃よりちょっと老いて
前進してるのか後退したのか・・
ここはどこなんだろ
とりあえず生きてる
そして明日からも生きていくんだろう
最近はすっかり更新も減ってしまったけど
ここは新しい自分を見つけられたし
新しい友達もできた俺の居場所のひとつ
みなさん ありがとう
もっと「おとな」にならないとな・・
暗くて湿っぽいとこですが
暇があったら寄ってって
これからもヨロチクビ~
今回はこれまでに撮った「春夏秋冬」を
集めてみました
あといくつの「春夏秋冬」を生きるんだろ
春~ 始まりだ
夏~ 汗だく ツユだく
秋~ さみしいねぇ 祭りのあと
冬~ しばれるねぇ
季節のない街に生まれ
風のない丘に育ち
夢のない家を出て
愛のない人にあう
人のためによかれと思い
西から東へ かけずりまわる
やっと みつけたやさしさは
いともたやすくしなびた
春をながめる余裕もなく
夏をのりきる力もなく
秋の枯葉に身をつつみ
冬に骨身をさらけだす
今日ですべてが終るさ
今日ですべてが変わる
今日ですべてがむくわれる
今日ですべてが始まるさ
季節のない街に生まれ
風のない丘に育ち
夢のない家を出て
愛のない人にあう
となりを横目でのぞき
自分の道を たしかめる
また ひとつ ずるくなった
当分 てれ笑いが つづく
きたないところですが
ヒマがあったら寄ってみて下さい
ほんのついででいいんです
一度よってみて下さい
今日ですべてが終るさ
今日ですべてが変わる
今日ですべてがむくわれる
今日ですべてが始まるさ
- * 泉谷しげる 「春夏秋冬」











