あんなに慎重なチュルが事故に遭ってしまうこの世の中はどうだろう。
片道2車線道路の拡張、ダムの建設、発電所の増設。
行き過ぎやり過ぎの人間本位の開発社会。
泣いている生き物たちが溢れかえっている。
相方はチュルのご飯食べ場を片付けられなくてそのままにしている。
僕たちの悲しみは深く沈んだまま。
心に大きな傷口が開いたまま・・。
猫はペットとして監禁して飼うのではなく、家族として一緒に暮らしたい。
お互い生き物だから。
多様性を認めず、共存を拒んで開発を続け、人間優位な利己主義を追求すれば、天からの制裁を受けて間もなく滅びるのは人間なのではないか、と思わせられる。
こんな快楽な人間社会に甘えて暮らしているワタシが、自分に唾を吐きかけていることを承知でこの社会状態に文句を言いたい。
兵器を増強しなければ我が生活を守れないという状態はおかしいだろう。
どんな理由であれ、人が人を殺し合うのはおかしいだろう。
ブログの写真に目隠しをしなければ危険?な社会はおかしいだろう。
より美味しいものを食べ、より快楽を追求して、より速く情報をゲットして競争するのは、生物史から見て、「人間」という種を自ら滅亡に追い込む行為に思える。
まるで、異常細胞が急速に増殖するように・・。
そんな点では、「生き物」の中で、人間が一番愚かなんじゃないかと思ってしまう。
虫も微生物も猫もイノシシも、生活スタイルを変えずに生きているから。
命の伝達をしているから。
可愛いお手手と握手がしたい。
チュルのどこもここも恋しい。
おしまい。