月の光のなかで

アロハ！みなさま、お元気ですか？

また満月のあたりでの更新となりました。

庭の木々たちが、銀色にキラキラ光る満月の前後。
なんだか、そわそわして、寝るのがもったいないような
不思議な日々となります。

今月は、美しい光の中で、こんな美しさを楽しみました。



輝く白さ、雨の露がころころと光り、なんだか吸い込まれそうな美しさ。
満月の前後に一夜だけ開きます。

サボテンの仲間です。
月下美人かと思いましたが、どうも、ピタヤと呼ばれる
月下美人の親戚のようです。

こんな感じで、すっくりとしたこれまた美しいつぼみが
現れ、満月に向かってどんどん伸びて、膨らんで、満月の夜、
あるいは、その翌日に、大きく花開きます。



私の手のひらを並べてみました。

ほら、とても大きいでしょ？
じーっと眺めていると、思わず、吸い込まれそうです。
そして、顔が花に入ってしまいそうに、大きなこの花。



翌朝には、しおれた花が地面に横たわり、数週間後には、フルーツと
なります。ドラゴンフルーツの仲間のような、あっさりとした
フルーツです。

一晩のために、こんなに精密に、精巧に、そして、文句のつけようがないほど
美しく咲く花。

その不思議さにため息。

そんな貴重な瞬間に立ち会うことが出来る幸せにため息　でした。

アロハを込めて
けいこ