今作の舞台は那歩島です。
1年A組は国の政策により『駐在ヒーロー』として、那歩島に赴きます。
しかし、今回はこれまでのような『実習』とは違い、彼らが行うのはプロとしての『仕事』でした。
プロや教師たちのフォローなんてものはもちろんありませんし、ヒーローとして依頼を引き受け、自分たちの力だけで事態の収束を図らなければなりません。
依頼者を満足させることができなければ、きちんとお叱りも受けます。
タイトルには「アカデミア」とありますが、今作に関して言えば『学生』という肩書や『学校』といった組織など関係なく、アニメシリーズのように危機に陥った際にプロの誰かが助けてくれることもありません。
その線引きこそが、これは実習ではなく仕事であることを明確化しており、その後の展開により緊迫感をもたらせていました。
ストーリーの序盤は、平和で穏やかな島の中で比較的のんびりと任務をこなしており、その際に島に住まう人々との繋がりをしっかり描写することで、島が危機に陥った際に1年A組のみんなが、島を守るため即座に立ち上がる……言わば動機も明確になっていました。
そんな那歩島の平穏な日々を崩壊させるのが、ナインが率いる『ヴィラン組織』です。
ナインは、ヴィラン連合の実験に参加し、ワンフォーオールと同じく『個性を強奪することが可能』となった、まさに強敵!
ナインの狙いは、『細胞活性』の個性を持つ島民・活真と呼ばれる少年でした。
ナインは実験に参加した際の代償として、個性を使うと細胞が壊れてしまうようになってしまったため、活真の個性はまさに喉から手が出るほど奪いたいもの……。
キメラ・スライス・マミーとともに、島のいたるところで暴れ回るナインたち。
1年A組のメンバーは各地で応戦しますが、相手がなかなかの強敵であるがために島民たちを守りながら戦いはどうしても分が悪く、苦戦してしまいます……
敵からの襲撃で、あわやピンチに陥る1年A組一同ですが、作戦を立て直し先制攻撃を試みます。
その作戦とは、ナインの弱点である『活動限界時間』を尽きさせてしまおうというもの。
複数の個性を所持するナインに対し、多人数の個性で対抗します。
しかし、前哨戦であるの茶子・瀬呂ですでに激しく動き回る戦闘を繰り広げてしまい、青山・お茶子、八百万・瀬呂たちが奮闘するものの、誰にもナインを止めることができなかった。
その後、デクと爆豪の2人が加勢するも、ナインの強大な力の前では、為す術もなく……。
なかなか緊迫感のある展開が続きますが、なんとしてでも島民たちや活真を守るために、デクは最後の一手を打つことに決めます。
これが、『2人のワンフォーオール』です!
デクは、爆豪へワンフォーオールを捧げ、更に火力がまだ残っている状態の自分であれば、ナインを倒すことができるのではと考えての作戦でした。
その考えは見事なまでに的中し、最後はデク・爆豪のスマッシュでナインを撃退することに成功!
この、2人でナインを倒すシーンには、効果音やキャラの声などがなくBGMだけが流れました。
絵で魅せるというのはこういうことを言うんですね。
まさに、アニメーションならではの演出と王道で熱い展開に感無量でした。
今回はここら失礼します。是非皆さんご覧になってみて下さい!では!
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