電車の中で、女子高生ふたりがお喋りしている。



エネルギー全開のうるさい元気のある声が響きわたる。





これだけ、元気溌剌なのは


鬱にもならず日々楽しんでいるわけだし、いいことだ。





JC/JK世代基本例文。



「マジウケルゥ~(手をたたく・笑)」


「マジヤバッ!」


「マジイミワカンネェシ。」




感受性豊かな彼女らは

だいたい基本の数語で感情表現はこと足りる。



それは、「うちら・・・」と言い合う同種間同志の


コミュニケーションにおいて、非常に高度に


かつ多岐に発達した「お約束」に基づく。


上記基本文には、それぞれ喜怒哀楽驚蔑の感情を


潜り込ませることが可能である。




言語本来の意味にはあまりウェイトを置かず


状況や言い回しのビミョーな差異によって、


言外の意味を発信し、同時に意味を汲んでしまう


という、かなり難易度の高い送受信機が


彼女らの脳の中にはあるのだ。


ちなみに、「マジ」は30代以上の「マジで~?」


というニュアンスとは全く異なるものに変容しており


ほとんど意味はなく、しいて言えば


発語の勢いづけのための接頭語といえる。




彼女らはわずかな厳選されたボキャブラリーの中に


多種多様な意味合いを含ませ、


特定集団の間においては、発せられた多様な意味合いを


瞬時に解析・判断して適切な相槌を打つことができる。




壮・熟年世代にとってはかなりの難易度と思われるので


上記3例に使える適切な言葉を挙げておこう。




「ダヨネ~!」




ま、細かいことを言えばこのイントネーションも


いろんなバリエーションがあるが


何もリアクションできないよりは


即座に音声化したほうが当意即妙、


礼儀に適うというものである。




あ、思いだした!


彼女らの会話・・・




「あのさ~、スピリチャルって何?」


「えー、わかんない」


「ミワだよ~」


「え、きいろ?」




って・・・・・・・叫び




自由な発想、大切にしてあげたいですね^^;












ペタしてね








【きょうのにゃんこ】

《心に響く美しいものを集めて♪》