繊細なタイプの人はあんまり見ちゃダメです





ユーモアの幅のかなり広い人のみです





そして 読んじゃったらもう知らないからねー





ああ、髪サマ 


罪深いワタシをどうかおゆるしください~





m(_ _ )m





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 《 雪解けの春に 》


お茶 抜け残る 頂(いただき)ひとつ 働き盛り


      ( by ホトトギス(子規)のヒナ)







   雪残る頂(いただき)一つ国境(くにざかい)  


           


                      正岡子規





《告白できないもどかしさ・・・》


帽子 ハゲを知らぬ少女の前に ヅラかぶる  


   われは両手を広げていたり


         ( by  Oh!My God )





   海を知らぬ少女の前に 麦藁帽(むぎわら)の


   われは両手を広げていたり


                寺山 修司 『空には本』










《「なやみ無用」でうるわし青春!》





男性 その青年(こ) 二十歳(はたち)


   櫛(くし)にからまる金髪の


   抜け毛の春の わびしきかな


         ( by すだれ髪 )







  その子二十歳(はたち) 櫛にながるる黒髪の


  おごりの春のうつくしきかな





            与謝野 晶子(『みだれ髪』)








《たとえ報われなくとも・・・》


リアップふりかけれど揉めど叩けど 尚わがアタマ


  変化あらざり ぢっと毛を見る


       ( by 一握の毛束 & 石川泣くボク )







  働けど働けど 猶(なお)わが生活(くらし)


   楽にならざり ぢつと手を見る


          (石川啄木 『一握の砂』)







《昔も今も ぜにかねに代えがたいのは・・・》



王冠 しろがねもくがねも玉も何せむに


   まされる宝 にしかめやも


             (by 山上のおくれ毛)








 しろがねもくがねも玉も何せむに


 勝れる宝 子にしかめやも





            (山上憶良『万葉集』)








《気づかれてないと思うのは自分だけ!》





はげ 忍ぶれど表に出(い)でにけり わが地肌は


  「苦労してんの?」と ひとの問ふまで  


            ( by 平らの髪盛り )


 


  忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は


  ものや想ふと ひとの問ふまで


              (平 兼盛)





《将来はきっと・・・》


 馬鹿殿ヅラ(眉付き) 毛を薄み 櫛にせかるる 生え際の


   抜けても末に 生えむとぞ思ふ


           (by 後生大事)





 瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の


 われても末に あはむとぞ思ふ


            (崇徳院)





























《心に響く美しいものを集めて♪》