食べたら、その美味しさに納得した。
なんでもなさげに見えるパンだからこそ
食べて見ないとわからないもの。
あの忌まわしい事故以来、食の安全について
考えないわけにはいかなくなった。
「食の安全」ったって、
インスタント麺がどうとかスナック菓子がどうとか
というレベルのハナシをしているのではない。
私なんか子どものころから
相当身体によくないもの食べてきてるけども・・・
こどものころ、サッカリンだのチクロだのね、
さんざん問題にになったりしました。
この頃といえば、騒がれ方がゆるいけれど
同種の「附子(ぶす)」みたいなものは、いっぱい!
ソコも問題だよ!もちろん。
どこでいつだれがどうやって作ったのかわからない食べ物を
口に入れるのは、もう避けられないし、
もちろんそれが全部悪いってわけでもないケド。
黒胡麻食パン ブラピッシモ 五穀食パン
ビール酵母パン ナッツタルト チーズ(さくらアフィネ)
例の事故で、垂れ流し、だだもれの
「ただちに影響が出るわけではない物質」入りの食べ物を
完璧に避けることは、もはやできない。
もともと東京西荻窪にあった地元のパン屋さんである
リスドオルミツさんは、100%国産小麦にこだわり、
最高の技術と安心の材料でパンを焼いていたお店。
だが、あの震災以来
子どもが安心して口に入れられるものを出せる自信がないと
一昨年の夏、店をたたんだ・・・
「パン屋」として生きてきてこんな切ないことはないと
命を絶つことまで考えたという。
でも、常連のお客さんからの手紙を読んで
また安心して子供に食べさせることのできる
パンをつくるためにやらなきゃならないと、
安心の材料を探しまわって世界を一周半し
再開にこぎつけた。
愛のあふれる食べ物は
やはり身体が素直に喜べる美味しさなんである。
このパンには
◎「添加物」一切使用せず!
◎「遺伝子組み換え」のもの一切使用せず!
◎「6ベクレル/kg以上の食材は一切使用せず!
(検出限界5ベクレル/kg以内の検査で不検出の食材を使用)
とのこと。
なにを食べようがその人の自由である。
「食べて応援」したい人も自由である、
その流通に加担はしてるけれどね。ご年配の大人ならご自由ね。
だけどね、成長期のこどもや
子どもを産み育てる年代の人は、考えたほうがいい。
できるだけ安全なものを選んで。
時間もお金もかかることだし
自分のできる範囲でしかやれないのはわかってる。
それでもね、気をつけないより
気を付けたほうがいいってことネ。
(応援のカタチはいろいろありますからね)
今回私は、通信販売で注文しました。
ご参考までリスドールミツさんHP
十数年前、偶然店の前を通りかかって買い求め、
その美味しさに感動して以来、こちらのパンの
密かな一ファンですが、なんら利害関係はありません。
念のため。
【きょうのねこ】