「自分がそうしてほしいことを相手にもすべき」


ってよく言われます。





おおむねにおいて、そうかも~とは思うものの


実は私はかなり疑問に思ってしまう場面もあるのですよ。





「自分」と「その相手」はどう考えたって


同じじゃないわけでね。





あの、とてもシンプルなことで言うと





電車で妊婦さんなんかに席を譲るとか


年配でツラそうに立ってる方に席を譲るとか





そういうの当たり前でしょ?!


なぜそうしないの?!ってオハナシ


まあ、よくあるじゃありませんか。





ケースバイケースですよ。





私も経験ありますけど、例えば


赤ん坊を抱っこバンドであるいはおんぶひもで


背負って、電車に乗ると・・・





「親切な方」がどうぞと声をかけてくださったりね。





でも私の場合ですけれど、数駅くらいだったら


立ってた方がラクなのよ、ってことも多いわけなんです。

《心に響く美しいものを集めて♪》


いちいち、一つ空いた席に子どもを抱いたまま背負ったまま




座るのは、どういう「支障」があるかと言うとですね・・・





抱っこバンドとか背負子(しょいこ)?とか解いて、


子どもの靴脱がせて


両隣にこどもが迷惑かけないように気を遣って


(髪の毛引っ張ったり、ヨダレのついた手で服に触ったり


させないようにね・・・)


寝てる時なんかに姿勢が変わると


せっかくおとなしくしてくれてたのに


目覚めて泣き出したり・・・





降りるときまた装着して態勢整えて荷物持って・・・


タイヘンなんです、かえって。





あとですね、こういう場合・・・


こどもがウ◯チ漏らしてて、座っちゃヤバい!とか(笑)


ゼッタイ、こういうケース経験者ならわかりますよね。





だから、普通にひっそり立って


やりすごしたいわけです。


(そうじゃない場合もあると思いますよ、モチロン)





お声をかけてくださる親切はわかるので


やんわりお断りすると


中には強引な方もいらして・・・





はっきり申し上げると「イラッ」とします。


親切の押し売りって言うの、ソレ!





「良きこと」をなさってるおつもりでしょうけど


細かなことまで、立場や状況を推し量って


つまり、せっかくなら


「想像力」をさらに駆使してほしいものです。








逆も経験あります。





立ってるのが辛そうな方に「どうぞ」と声をかけたら


「いちど座ると、腰が痛くて


立ち上がるのにものすごく時間がかかるから


このままの方が降りるときラクなので・・・」と。





必ずしも年配の方とも限りません。


若い方でもそういう方いらっしゃいます。





また、見た目はなんの支障もなく見えても


例えば妊娠初期なんかだととても具合悪くて


倒れそうで、せめて座りたいという方も・・・。


透析されてる方なんかもそうですよね。


知人にもいますので。





電車で座るか立つか・・・?


こんなシンプルな事柄のなかにも


イロイロあるくらいだから


もっとさまざまな日常生活やお仕事関連の場面において




「自分が思う、してほしいこと」と


「相手が思う、されたいこと」との間には


じつは大きな隔たりがあるかもしれないと


心に留めておくことも大切かなぁ~。





なんにしろ本当に相手を気遣うには


日頃からよく観察して「事例研究」する


のがいいのではと思います。





一歩ひいて、ものごとを観察していると


ちょっとした表情や、しぐさや、間合いで


感情も汲み取りやすくなりますものね。





ちょっとした行き違いが


感情の齟齬(そご)を生んで


決定的な亀裂が入ることって


珍しくないと思うんです。





離婚の原因(きっかけ)がチャンネル争いとか


歯磨きのチューブのしぼり方とか


珍しくはないハナシですものね^^;











ペタしてね










あ、そうだ!





ものすごく混んでる通勤時間帯の電車なんかで


立ってる人のまえの座席が意味なく空いてるのに


座らないでいるひといますよね。





ギューギュー押されてる身にもなってほしいなー


オイっ!そこに立ってるアンタ


じゃなきゃ誰でもいいから近くのひと


とにかく座って!


少しでもスペースあけてくれ~!





って思うのは私だけ?!







ペタしてね