それから・・・
☆2007年11月中旬☆
細胞診の結果が出た次の日、紹介状を持って大きな大学病院へ行ってきた。
予約制だけど、初診なので予約はせず直接行った。
案の定、1時間くらい待たされたけどまあ、いい方かな?
呼ばれて診察室へ行くと若めの男性医師だった。
優しそうな雰囲気の先生で安心できた。
少しお話をした後に内診台へ。
細胞診と組織診をした。
組織診は爪切りの様な物で子宮頸部を3箇所くらい切り取った。
これが痛いっていう人もいるみたいだけど、私は全然平気だった。
さほど、神経は通ってないようなので。
ちょっと引っ張られるような、まさに「子宮頸部を爪切りで切り取られてる感じ。
止血のため、ガーゼを詰めてくれた。この日はこのまま帰り、翌日取ってもらいに行った。
☆2007年11月下旬☆
先日の細胞診、組織診の結果が出た。
細胞診の結果は何だったけな~、覚えてない
組織診の結果、class III b(高度異形成)との事だった。
とりあえず、『上皮内癌』っていう言葉は消えたけど、class III bっていうのは
放っておくといずれ癌になるであろう状態。III aならIIになってIになる可能性も高いけど、
III bは放っておくと癌になる可能性の方が高いみたいだった。
先生からは「検査を兼ねた円錐切除術」を勧められた。
それからはネットで色々調べたり、旦那とも切るのか切らないのか話した。
円錐切除でよく調べた結果、もっと最悪な事態になることだってあり得る。
私は第3子希望の最中に突然こういう事になったから、子供が産めなくなるとか考えるのは本当に辛かった。
でも、詳しく調べてみないと何があるかわからないから、覚悟だけは決めて。
☆2007年12月☆
それまでの懸案事項とかを手帳に書きとめ、全てを先生にぶつけた。
うちの旦那が「先進医療」みたいので聞いたら「まだ子どもを望むなら絶対に切らない方がいいです!」
とかって言われたという話もしたし、とにかく頭にあったのは子供のこと。
でも、病院の先生は「円錐切除術は検査も兼ねてるんですよ。」っていうことで、
やっぱり切って調べないと始まらないかな・・・っていうのが私もあったので手術をお願いする事に。
そして12月中旬、1泊2日入院で手術を受ける事になった。
☆手術前日☆
今まで私はベベさんが産まれてから一度もベベさんと離れて夜寝たことが無い。
1年3ヶ月と数日・・・ず~っとず~っとず~っと。
幸い?10月に断乳を済ませてたから、預ける事に対しての気負いは減ってたけど、
でもまだまだ夜中に泣いたりしてたから、少し心配だった。
入院が1泊だけで本当に良かったな~と思った。
午前11時くらいに病院に着き、そこからはずっと独り。
ベベさん居ないのが本当に変だった。それに上の子も小学校高学年とはいえまだまだ子ども。
私の事をきっとものすご~く心配してるだろうっていうのが気になった。
でも、たまの独りも悪くないな~なんてちょっぴり満喫もした。
☆手術当日☆
朝早く起床。病院って朝の始まりが早いよね。
確か、8時半くらいには手術室に向かってたかな。
で、すぐに麻酔をかけられてコテン。
次に気が付いたときは手術室から病室へ運ばれてる時で、
執刀医の若い女医さんが一生懸命何かを説明してくれてた。
でも、麻酔が完全に抜けてないから全然覚えてない~。
ご存知の通り、うちの旦那は単身赴任。
普通のご夫婦ならこういう時は帰って来てもらうんだと思うけど、
大した手術ではないし、旦那も大事な時期だったし、私には幸運にも頼れる兄や両親が近くに居るから、
旦那には「帰ってこなくていいよ」と言って、付き添いは兄にお願いした。
で、この兄に後から女医さんの説明をゆっくり教えてもらった。
余談だけど、この兄は不思議な人で、なぜか上の子の出産時もギリギリまで陣痛室に居た。
大事な時にはこの兄がそばにいるのである。
その後、2時間位は寝たかな?
で、お昼くらいには普通に退院して帰った。
ごめんなさい。また長いので続きます・・・