皆様こんばんは。
今更悔やんでも仕方ないことなのかもしれませんが、以前も書いたように、僕は気が付けば昇進の機会も婚期も逃してしまいました。それは後述するように、承認欲求を思い求めた末路と自分では認識しています。
承認欲求を追い求めたきっかけ。それは今からさかのぼること十年前のことでした。当時僕は某上場企業に勤務する入社五年目のしがないサラリーマン。入社五年目ともなれば同期入社の仲間が続々昇進し始める頃でした。しかしながら僕は何年経ってもヒラのままで、自分だけ取り残された形になり、やがて焦りを感じるように。それからというもの、どうすれば同期に追いつけるか、どうすれば上司たちから評価されるか、それがまさに「承認欲求」を追い求めるきっかけとなっていきました。当時そのことを上司に指摘されたことまでありました。
ちょうどそのころ、あの東日本大震災の直後で、SNSが注目され始めていました。そして僕もカナダ留学中に知り合った海外の友達からFacebookの利用を強く勧められ、まずは「カナダ留学中の仲間たちとの交流」を目的に、Facebookを始めました。そして当時やっていた婚活の失敗を契機に、婚活ということではなく、まずは交友範囲を広げようと、Facebookの交流会に参加するようにもなっていきました。
しかしながら仕事の方は空回りすることばかり。どうせ自分など評価されないだろうと悟ったあたりから、「承認欲求」の場面を勤め先からFacebookに切り替えていく形となりました。今思えばこれが僕のキャリア形成を狂わせることになってしまったのかなと。
それからというもの、資格の勉強もやめ、仕事にも身が入らなくなり、次第に職場の方では「窓際族」化していくのでありました。そして当時スキルアップに勤しんでいたことといえば、文章作りや交流会に出ては自分を売り込むこと、といったところでしょうか。もちろんそれらは当時勤めていた会社の業務とは何の関係もないこと。職場での「空回り」は悪化していく一方でした。
今だから言えますが、僕が五年前脱サラしたのは、ある日左遷宣告されたことをきっかけに、これ以上その会社にいても自分は評価されないだろうと見限ったこと、一方SNSに目を向ければフォロワーがどんどん増え、インフルエンサーになれるかもしれない、と思ったことでした。そして僕はそこで純粋にインフルエンサーを目指せば良かったものの、SNSをたたき台にしたビジネスをやろうとして、何もかも棒に振ってしまいました。特に信頼を失いました。
こともあろうか、その辞めた会社も、僕が退職を決断するころになって、昇進の話が出てきました。昇進の話が出ていたのに辞めてしまったこと、周りを顧みずに突っ走ってしまったこと、今では本当に後悔しているし、僕のためにいろいろ動いてくださった方にも本当に申し訳なかったと思うばかりです。
そして僕は信頼だけでなく、財産も失いました。それからというもの、ダブルワークをしなければならない状態がしばらく続き、ようやく落ち着いて一時期はチームリーダーを任されるまでに至ったものの、そこでも空回り、さらにコロナ禍が追い打ちをかけ、結局長くは続かず、現在は臨時雇用の仕事をしながらなんとかやっています。
早くこの「長いトンネル」から抜け出したいところだけど、その「長いトンネル」に入ってしまったきっかけこそが、「承認欲求を追い求めた末路」と僕自身は認識しています。
今回のこの記事を最後までお読みになった方は、くれぐれも僕と同じ過ちをしないでほしいというのが、僕の願いです。