こんばんは。
今日は少々国語の時間チックな内容で失礼します。(笑)
でもリラックスしてご覧いただければ、と思います。
想像してみてください。貴方はとある航空会社のゴールド会員カードを手にしました。
ゴールド会員ですから、これまでにないサービスを受けられます。
そしてその気持ちを誰かに伝えたくてたまりません。
そこで注意をしなければならないのは伝え方です。なぜかといえば伝え方一つで、とんでもない解釈が出てくることもあるからなのです。それでは下記の文例をご覧ください。
①ゴールドカード、めでたく手にしました! これまでにないサービスを受けられて本当に最高です!
ラウンジでは食べ放題ですね! カレー、おいしいですね!
②私はこの航空会社が大好きで、何度も仕事や個人の旅行でも利用するようにし、お陰様でゴールド会員になりました! 仕事ではいろいろストレスもあるけど、このカードを見ると、それだけでも報われた気分になります。サービスは今まで受けたことがないようなものがほとんどで、驚きですが、この世界を知ってますますこの航空会社が好きになりました。そして仕事も頑張りたいと思います。
貴方ならどちらの文言にフォローをしたいですか。といってもこれらはあくまで僕が思い付きで考えて書いた文章であるのはご了承のほどお願いします。
確かに航空会社のゴールド会員というのは確かに、搭乗回数が多くないとなれないものです。
しかし①の内容だとどのようにしてゴールド会員になれたのかが分からず、さらに単なる実況中継になってしまっており、どこをどうフォローすればいいのか、わからないところがあります。こういう表現は、見方によっては「フン、いいよな。自分は年に数回しか航空機の乗れないのに。。。」という見方も出てきてしまいます。学生の方がご覧になろうものなら、「所詮社会人の世界。学生の自分にはわからない。」とスルーしてしまうでしょう。いずれにしてもあまりいい気はしないものです。つまり知らずのうちに、「壁」を作ってしまっている、と表現しても過言ではありません。一部の方にしかわからないような専門用語が入っていようものなら、言語道断です。
それでは②の表現はどうか。ゴールドに至ったいきさつがわずかな空間ではありますが、表記されています。こういう表現ならば、たとえ仕事などで航空機に搭乗する機会がない社会人の方でも、「ストレスは皆同じようにあるんだな。自分は年に何回も乗れないけど、乗るときは思い切ったことをしてみよう!」とか学生の方であれば、「社会人になったらそれなりの楽しみがあるかもしれない。あちこち飛び回る仕事を将来してみたい。」という捉え方が出てくるかもしれません。
つまり何を申し上げたいか。努力なくして特典など手にすることなどできないのです。さらに文章というのは、読んでもらうターゲットを決めているつもりでも、実際にはいろいろな考えの方がご覧になります。
僕は以前ライティング(執筆)の講座で、文章を書く際は、読んでもらうターゲットを頭に入れておくと教わりましたが、ターゲットを決めていたとしても、その中でいろいろな解釈が出てくるのは言うまでもありません。または自分が想定していなかったターゲットの方がご覧になることだって実際にはあるのです。そうなってくると当然のことながら、想定していなかったものの見方が出てきます。
そこで重要なのは、「ある程度ターゲットを決めつつ、誰が読んでもわかる文章」を書くことではないでしょうか。決して難しく考える必要など、ないと思っています。
いずれにしても、インターネットの掲示板なりSNSなりに投稿するということは、不特定多数の方々に自分の書いた記事を見せることなのです。書いた記事を投稿する、それに対してそれなりの責任があるわけです。良いことも悪いことも、不特定多数の方が見るわけです。
自分の世界にとどまっているのではなく、そのことはいつもわきまえておく必要があるのではないでしょうか。
今日もお付き合いいただき、ありがとうございます。