卒業のドア
あれは麗華ちゃんがまだ高校3年生の時、
そろそろ卒業の日が来る。
とうとう待ちに待った卒業式が来た
麗華ちゃんにとって高校3年間
ずっと幸せな時間だった。
でもこれが大事な別れだ
きっとあの先に明るい未来の世界が
きっと待っている、
卒業のドアは自分一人で切り拓いて
新しい道に歩んでいくことができた。
そして今までの人生を新しく
人生を変えるべきその選択肢がある、
そのことを信じそして時が過ぎ
麗華ちゃんは立派な大人になっていた。
あの頃の卒業のドアの奥に
麗華ちゃんの本当の気持ちの答えが
隠れていたのである。