施術がとても上手で気に入っているセラピストさんがいて、その人を指名して長いこと通っているエステ(マッサージ?)のお店があるのだが、行った後はいつも体が楽になるので行く前はとても楽しく嬉しい気持ちになっていた。

でも、残念だけどもう回数券を買うのはやめて、他のお店も探してみようかなと思っている。

 

そのセラピストさんが好きだったのは、体を緩める施術がとても上手だったから。

同じようなマッサージでも、他の人にお願いした時よりも体が楽になる。

そう感じてずっと指名してきたのだが、その方は最近心理学や自己啓発系に目覚めたようで、施術中の会話が私には苦痛になってきた。

ちょっと職場の困ったことや家族との確執の話をしてしまうと、「その時どんな感覚になりました?」「頭ではわかっているけど、体感にまでは落ちてないんですね」「私も親のことでは悩んでいたけど、頭ではなく腹落ちをしたから楽になったんです。〇〇さんはまだですね」というような分析を始められる。

カウンセリングや心理セラピーに来ているわけではなく、体を癒したいという目的で来ているので、ちょっと嫌だなと感じていた。

 

助けてあげたい、力になりたいという気持ちからなのかもしれない。

でも、クライアントのセンシティブな話を聞きたいと思うのであれば、私が解決してあげる、というスタンスで対応されるとこちらも聞いていて心地よくない。

カウンセリングの基本だが「クライアントには必ず自力で乗り越える力がある」という信頼のもとに話を聞くことはとても大切だと思う。

頭からこの人はダメだから自分が助けてあげなくては、きっと自分と同じ方法で解決するはず、という前提で話をふっかけられ、何を言ってもセラピスト自身の意見を言われ続けるのは正直苦痛だ。

そして最悪なのが、もううんざりと思って話題を変えるとしばらくは黙るのだが、少ししてから「まだこういう話を聞ける段階まで来ていないんですね」と更なるダメ出しをしてくるところ。

 

あと、これは私の意見なのだけど、親と確執があるという人は多いと思うけれど、程度がそこまでひどくない場合、親子なんだからいつか分かり合える、受け入れる必要がある、あなたの経験を裏返せば本当は愛されていたということですよ、など言う方も多い。

でも、親から命の危険を感じるほどの経験を与えられてきた子供は、そんな風には思えない。

ダメなんだなということを理解したら静かに離れる、そうするしかない関係もあるということ、どんなに話してもきっと理解はしてもらえないんだろうな。

「親子なんだから~」という話をされるたびに、とても冷めた気持ちになり、そして少し寂しく感じる。

 

そしてもう一度、なぜ私がここに来てあなたに体を預けているのかを考えて欲しいと思った。

かじっただけの心理学?自己啓発?のような話を振り回し、せっかくの施術を台無しにしていないだろうか。

私はもう今持っている回数券が終わったら通うのをやめようと思うほどに嫌悪感を感じています。

でも、それを指摘するのもきっと余計なお世話なんだろうな。

どうしたら上手に回数券の購入を断れるかな…ということばかり考えてしまう。