先日の話。
家の近くの皮膚科に受診後
薬をもらいに薬局へ行きました。
処方箋とお薬手帳を受付に出し
やれやれと椅子に座ったところで
優太さんが『ほん、よみたい』というので
『取っておいで』と受付付近にある本棚へ行かせました。
この時一緒に本棚まで行けば良かったのですが
例にもれず皮膚科で騒いだり
大暴れしていた優太さんを受診させ
汗だくになりながらやっとの思いで
薬局まで連れて来て座ったとこだったので
正直『ちょっと休ませてくれ~』な心境で
椅子に座ったまま指示をしてしまったのです。
それが大きな間違いでした。
本棚で絵本を物色していた優太さんが
他のお客さんが薬局に入って来るのを見るなり
一瞬『ニヤっ(私にはこう見えた)』と笑って
開いた自動ドアの隙間から
外に出て行ってしまったのです。
『えっっ!!??』と私も後を追い薬局を飛び出します。
その自動ドアの外にはというと
正面に3段程の階段が
左前に緩やかなスロープがあるのですが
優太さんは賢いんだか何だか
バーッと走れるスロープの道を迷わず選び
ママが追っかけて来るのが楽しいのか
『きゃー!(o^∀^o)』と奇声を上げながら
どんどん下っていってしまいます。
私の心は今にも張り裂けそうでした。
なぜなら
その薬局は交差点の角(分かるかな?)に建っていて
スロープを下りきった目の前に
交差点を渡るための横断歩道があり
まさにその時も車が何台も
行き交っていたからなのです。
私は産まれてから30ウン年間
自分でも聞いたことのないような金切り声で
必死に『ゆうたー!ゆうたー!ゆうたーーー!!』
と叫びながら追いかけました。
周りにいたきっと人々は『何だ何だ!?』
と思っていたでしょう。
でもそんな事はどうでもいい。
早く優太さんを抱き留めなきゃ!
実際にはそれ程距離はないスロープ。
私には永遠のようにも感じられました。
ようやく優太さんを抱き留めた目の前には横断歩道がありました。
私が気付くのが一瞬でも遅かったら?
優太さんが通り過ぎる車に躊躇しなかったら?
最悪のことを考えざるを得ない状況でした。
抱き留められて『きょとん?』としている優太さんに
『ゆうちゃん!どうして勝手に出て行っちゃうの?お外には車がたくさん走ってるんだよ?ぶつかったらとっても痛いのよ?ゆうちゃんが痛い痛いになったらママとっても悲しいんだよ?』
必死さ全開の私を見て優太さんの表情も少し曇ります。
そして『ぶーぶくるからいっちゃだめ。どーんてしたらいたいいたいね。』
と自分の言葉にして私に言いました。
『そうよ。ママと一緒よ?一人で行っちゃだめよ?わかった?』
『うん。わかった。』
本当にわかってはいないだろうけど
真剣な面持ちにやっと冷静さを取り戻すことが出来ました。
二人で下りてきたスロープを上り薬局へ戻ります。
優太さんが出て行く時
優太さんより少し小さい男の子を抱いたママさんが
制止してくれようとしていたのを見かけたので
『さっきはありがとうございました。』
とお礼をし名前を呼ばれるのを待ちました。
さっきのシーンを思い出しドキドキ。
どこにも行かないよう優太さんを膝に乗せていると
私の心を和らげようとしたのか
さっきのママがわざわざ席を隣に移し
話し掛けて来てくれました。
『何事もなくて良かったですね~。』とか
『男の子は元気だもんね~。』とか
『何歳ですか?』とか
『うちもそのうち追いかけ回すようになるのよね~』とか。
たわいもない話だったけど
すごく助けられました。
近所の方かな?
また今度お会いしたらもう一度お礼言いたいな。
書きながら今もドキドキしてます。
自分の怠慢さを反省。
それにしても男の子のママは本当に体力勝負ですね。
これがしばらく続くかと思うとなかなか大変です。
必死だったからしばらく気付かなかったけど
実は私、3ヶ所程けがしてました~。
でもこんなもんで済んで本当に本当によかった!
長い記事読んで下さってありがとうございました。