ふと思い出した。

子どもの頃は夏休みには必ず高原の別荘に行っていた。

そこの押し入れになぜか週間マーガレットの古い1冊が

入っていて、行ったらそれを読むのが常だった。

池田理代子さんの「オルフェウスの窓」が連載中だったなぁ。

そして、東京大空襲に巻き込まれた一家の短編漫画が

掲載されていて、かなりの衝撃を私に与えてくれたのだった。

10代の姉妹と赤ちゃんが出ていたような気がする。

おはぎか何かをいただいて、それを食べずにしまっておいたら

その晩に空襲になってしまい「ああ、あのおはぎを食べておけば

よかった」とかと言って後悔するんだったような・・・。

お母さんが、背負った赤ちゃんの様子を女の子に

尋ねるのだけれど、赤ちゃんは焼けただれ死んでしまっていて、

でも女の子は「よく寝てますよ」とか死にゆくお母さんに

嘘を言ったような・・・。

うろ覚えだけれど、湿った押し入れの匂いとともに忘れられない。

昔はそんな漫画もいきなり掲載されてた、って話。