別に愛情に飢えていたわけでも何でもない。
育児と家事と仕事で自由な時間があったわけでもない。

忙しくて、しんどくて、でもそんな毎日に疲れはてていた。
男に注ぐ愛情も、時間も心のゆとりもなかった。

でも、来る物は拒まず、去る物は特に追わない。

切るときは、あっさり消滅させた。

愛情がないので、別れたから辛いとか苦しいとか寂しいとかそういう感情さえ私にはなかった。

離婚してから恋愛で一度も泣いた事がない。
それだけ、私には人を好きになれない理由があったのだ。

恋愛の先には、結婚はない。

いくら好きになっても結婚は出来ない。

だから、好きになっても無駄。
ばかばかしい恋愛なんてもういらない。
私が必要なのは、お金。。。

借金を返さないと。。生活をしないと。。子供を生かせないと。。

その生き方がたとえ悪だったとしても、私には子供を背負って一人で生きていかないといけない!!

逆に、子供の為なら自分の体さえも簡単に売る事さえできる。

離婚を決意した時に、この子を守る為になら体さえ売ってもいい。
それで、一般家庭と同じレベルの生活ができるならそれでもいい。

この時点で、きっと病気になっていたんだろう。。
その時は生きる事に精一杯で体の異変には気付かずにいた。

お金は人を変えるというけれど、それが本当に変えてしまうものだと、本当にお金が人をガラリと変えてしまうんだと実感した。

「金」に心を蝕まれた時、人は悪魔にもなれる。