1日経ったのですが

気持ちがまだ落ち着かず

不安をやわらげるためと

みなさんとお話して気がまぎれたら

と思い書いてます



何がおきたの?

大丈夫なの?



ですよね…



うん

完全ではありませんが

身体は大丈夫なんだと思います



少し長くなりますが

聞いてもらえますか?





昨日の朝

いつもの時間にいつもの道を走行中



片側1車線の広い国道

田んぼの中の1本道なので

とても見通しのいい道なんです



私は

その先の信号を見ていたと思います



すると

目の前というか右目の横?



突然

本当に突然

大きな黒い塊が目に飛び込んできたんです



ドン!



車だ!

と思いました



でも

どこからきたの?



そんな感じでした



気づいたのと

ぶつかったのと

ブレーキを踏んだのは同時でした



縁石で止まったのか

縁石を乗り越えたのかはわかりません



運転席からはもちろん

助手席からもエアバッグが出たので

ものすごい衝撃だったのだと思います



最初に感じたのは唇周辺の痛み



あー

唇を切ったんだと思いました



手首足首も痛いけど

なんとか動かせそう



でも

動かそうとすると頭が



ぐわんぐわん


耳の中がキーン


え?

音が聞こえない



動かない方がいいのかな?

と思い助手席のシートに伏せていました



すると

助手席のドアが開き

おじさんっぽい人が



大丈夫ですか?

救急車呼びますか?



目の前にいるのに声が遠い



自分がどんな状態なのかわからないのと

一人暮らしなので家に帰ってからが怖くて

うなづきました



事故現場の近くに住む方なのかな?

今度は女性の声



大丈夫だからね

今救急車来るからね



私の耳元で声をかけながら

救急車が来るまで手を握っててくれた

おばさんの優しさと

夫に連絡できない心細さから涙が流れました



今コレを書きながらも

思い出しては涙が出ます



別の人が

連絡してあげるから

うちに誰かいる?

家族は?



こんなとき

一人暮らしってどうしていいのか…



駆けつけてくれる家族がいない



こういう質問って本当に困る



親切心で言ってくれてるのはわかります

わかりますが…



救急車が到着

車の後ろから運び出され救急車の中へ



1件目の病院・・断られ

2件目の病院・・断られ

3件目の病院まで断られ



重症ではないからでしょうか?



救急隊員も

次が最後だなって



最後に私を受け入れてくれた病院は



夫が治療を受けていた

最上階にある緩和病棟で

夫とお別れした病院でした



たくさんの思い出がつまった病院です



CTやレントゲン

救急処置室から耳鼻科へ



病院内を移動している最中

見覚えのある景色を見ていたら

自然と涙が流れました



看護師さん

この人なんで泣いてるんだろう?

って思いましたよね



もう6年も前のことなのに

しっかりと覚えているんです



あまり付き添ってあげられなかったのに

よく覚えているものです



検査くらい1人でも大丈夫でしょ

抗がん剤治療付き添い要らないでしょ



仕事をしていたとは言え

いつも1人で行かせてしまった後悔



今ではとても大きな後悔になってます



現在治療中の家族がいたら

できるだけ付き添ってあげてほしいな

って思います



話は逸れましたが



まだ病院にいるとき

ぶつかってきた車の人が謝罪にきました



30〜40代?

私よりずっと若い人でした



身元がしっかりしていて

ちゃんと任意保険に加入していたので

ホッとしました



みなさんには

信じられない話かもしれませんが



仕事柄(前職も現職も)

任意保険に加入していない人とたくさん関わってきているのですごく不安だったんです



病院代は相手の保険屋さんから出るそうです



検査や治療中に

警察署や保険屋さんから

たくさん電話が入ってました



病院を出てからそちこちへ電話



耳が聞こえづらく

何より動揺している中での対応は

本当に大変でした



診断書

救急搬送された病院ではなく

かかりつけ医からということで

紹介状を渡されて午後からクリニックへ



かかりつけ医と言っても…



昨年

転倒しリハビリでお世話になった病院へ



先生は

あとから痛みが出てくるから

診断書は1週間後くらいがいいんだけどね



でも

警察ではすぐにと…



整形外科なので

耳のことは書けませんが

全治10日間で書いてもらいました



耳の方は

救急搬送された病院での検査では異常なし

様子を見て

治らないようなら耳鼻科へと言われています



診断書を持って

警察署へ出向き供述調書を作りました



この取り調べ室

義母が亡くなったときも入ったな



私もひとりでいろいろ経験しているな

なんて考えたり…



今回の事故で

何か自分に非があると思いますか?



の質問には 全く! です



調書作成は簡単でした

だって私は何も悪くないですから



その後ディーラーへ



レッカーされた私の車は無惨な姿に



この車は

夫が亡くなって24日後の納車だったので

夫との思い出はありませんが

夫がまだ生きていたときに注文した車



新車に乗れることを

楽しみに頑張ってほしかった

そんな思い入れのある車でした



納車後

最初に乗せて走ったのは

夫の位牌と遺影でした



大切に乗ってたのに



10年以上乗る予定だったのにな



修理なら100万以上だって



これくらいひどいと

直しても軸がぶれてるから真っ直ぐ走らない?



車に詳しくないからよくわからない



修理はオススメしない

買い換えた方がいいと言われました



実はこれから

外壁の工事で少し前に

大金を払ったばかりなんです



田舎に住んでいるため

車は生活必需品



新車か新古車か中古か



またひとりで決めなければいけません



ディーラーから代車を借りて

やっと家に着いたのは18時半



とても長い1日でした



身体のこと

車のこと



家に着いても

大丈夫かと聞いてくれる人がいない

大変だったねと労わってくれる人がいない



それが辛いんです



もう泣くしかありません



お仏壇の前でお線香をつけながら

久しぶりに号泣しました



それでも

こんな私に

救急隊員 警察官 医師や看護師さん

検査師さん ディーラーの担当さん

みんな優しく接してくれました



その優しさにとても救われました





今朝

目が覚めたとき

目が回っていました



とても怖かったです



今はかすかな耳鳴りと耳閉感



カロナールを処方され飲んでいるからか

身体の痛みはほぼありません



あとから

ムチウチの症状が出なければいいのですが…



とにかく今は耳が不快なので

早く治ってほしいです



最後まで

読んでくださりありがとうございます