職場の大きな窓

私が座る席から外が見える



一昨日の昼

チラチラ雪が降り始めた



天気予報

夕方には大きな雪だるまマーク



定時で退勤

駐車場の車には雪

ガラスも凍ってる



暖機運転しながら雪を下ろす



同僚が

明日の朝ヤバいね



雪の量より凍結が心配



マイナス10℃を超えると

スタッドレスがしっかり噛んでくれて

逆に滑らないって言うけどホントかな?



でも

私の出勤時間は

マイナス5℃くらいだから

試しようがないけど




翌朝

珍しく除雪車の走る音で目が覚めた

塁も聞き慣れない音に激しくワンワンピリピリ



うわー

うちの前を除雪車が走るなんて

滅多にないこと(あまり使われない道なので)



どんだけ降ったんだ???



まずはJRの運行状況確認



えーーアセアセ



運転見合わせ

倒木の影響で運転見合わせって ガーン



これは…

職場まで車で行くしかない



毎朝の

夫と義父母へのあいさつは

いつもより念入りに



冬がくるたび

夫に言われていたこと



カーブの手前でグーッと減速して曲がること

ブレーキ踏みながら曲がらないこと

怖かったら広い所で左に寄って

後ろの車先に行かせればいいから



だよねって確認するように

夫の位牌を見ながら声に出した



40キロくらいでしか走れなかった

と話したときも決して笑ったりしなかった



それでいいよ

あんなときに飛ばすヤツはバカだから



本当に優しかった

私を認めてくれた人



やっぱり逢いたい

もう一度

あの優しさに包まれたい



いつもの通勤路ではなく

かなり遠回りになるけど

坂がない1番安全と思われる道を選択



大丈夫

私には夫がついてる

絶対守ってくれるはず



市内に入った

もうここまでくれば大丈夫



そう思ったとき

ラジオから流れてきたのは






運転の緊張がほぐれて

ホッとしたのもあったのか

涙が止まらなかった



渋滞しててよかった



涙を拭くことができたし

涙目で出勤しなくてすんだ



時々あるんだけど

車のラジオからタイミングよく

私の気持ちに寄り添うような曲が流れる



それって

夫が流してるの?



そんなわけないか



それで

この歌をじっくり聴いてみて思ったこと



今までは残された側として聴いてたけど

もしかしたら先に逝ってしまった側も



逢いたい


話したい


抱きしめたい


ずっと想っている


同じ気持ちなんじゃないかな



今までは自分のことばかりだったけど

そんなふうに考えられるようになったのも

時薬(日にち薬)の効果なんだろね



帰りは暗いから

ブラックアイスバーンの見極めが難しい



無事に着いた〜

庭に入ってきて



え⁈  え⁈  え⁈


廊下(縁側とも言う)の電気が点いていて

すごくびっくりした



一瞬

誰か居るのかと思った



勝手に入るとすれば娘か義妹



それにしたって連絡してくるよね



あとは泥棒?



イヤイヤ

泥棒は堂々と電気点けないだろう



レースカーテンだから丸見えだし

しかも廊下だけ?



電気を点けた犯人は・・・



私しか居ないんだから

結局は私なんだろうけど



でも

カーテン開けるとき点けるかな?



夫だったりして



な〜んてね照れ



雪だるま本日の塁


明日トリミング行ってきます