家族が決めた
小さな枠の中から
はみ出ないように生きてきた。
小さい頃から、私の見てきた世界は
どこか冷たくて、寂しくて、薄暗かった。
どんよりとした雲がどこまでも広がって
その世界に終わりがないんじゃないかと思ってた。
過去は過去 と
そんな簡単に割り切れない。
そんな過去が産み出したのが
今の私なんだから。
自分がここにいるのは
過去の自分から切り離すことはできないから
悲しみを癒して
そんな私も忘れずにいてあげる事が
次につながっていくのではないか。
他人の決めた枠の中で生きてきた私を、
認めて慰めて抱きしめてからじゃないと
私は、次へ進む事が出来ない。
自分を、愛する事ができない。
他人を、愛する事ができない。
今までぐるぐるといつも渦巻いていたものは
過去を否定し、
自分を恨み憐れむ、
そんな気持ちだったのかもしれない。