6月30日(日)13:00 千秋楽ライブ配信


レビュー 

『Le Grand Escalier-ル・グラン・エスカリエ-』

作・演出/齋藤吉正



宙組千秋楽の配信を見ました。


ずっと中詰が続いているような盛り沢山なショー。途中イントロクイズ気分で見る場面もちょこちょこありつつ、でも新参者の私でも知っている曲の数々、バラエティ豊かな衣装、なにより宙組のみなさんの熱量が凄くて、楽しいショーでした。


盛り沢山すぎて目まぐるしすぎて記憶があやふやだけど…瑠風さんのまことの愛、春乃さんのパッショネイト、桜木さんのセ・マニフィーク、ゴールデンデイズ、とても良かった。


桜木さんのあのニカっと笑う笑顔が健在だったのが嬉しくて。

春乃さんの貫禄、スターっぷりが素晴らしかった。

春乃さんと桜木さんが圧倒的な陽のオーラで芹香さんを包んでいたのが印象的でした。あの太陽のような明るい存在には元気をもらえるよね。


芹香さんが歌う「愛の旅立ち」に心が揺さぶられまくり、「未来へ」と「世界に求む」デュエットダンスにはぐっときました。


開演前は自分がどんな感情を抱くのかわからなくて見るのを少し躊躇ったし、手放しに楽しむことはできなくて見ている間も自分の気持ちがよくわからないままだったけど、
きっと相当な覚悟で舞台に立っているんだろうなと感じられるパフォーマンスと、芹香さんの最後の深く長いお辞儀と涙にいろんな想いが込められているように感じられて、見て良かったと思えました。


無事に千秋楽を迎えられて良かった。東京も安全に公演できますように。