6月1日(土)17:00 梅田芸術劇場


舞台『千と千尋の神隠し』

【原作】宮崎駿

【翻案・演出】ジョン・ケアード

【共同翻案】今井麻緒子



以前の公演を配信で見て大感動しこれは絶対生で観たいと思っていて、念願叶っての観劇でした。だが…3階後方サイド席からは舞台の上手側がまぁ見えない。姿がまったく見えなくて声だけ聞こえるっていう瞬間が何度かあって…


でも、それでも、

複雑な舞台セットや、

アニメから飛び出てきたようなパペットたち(全部人が動かしているのも、小さいパペットでも人でなくてちゃんとパペットに目がいく技術が凄い。)

ジブリ映画まんまのストーリー(小さい子たちのエンガチョまで再現されてる!)

を生で観られたことが嬉しかった。


川栄さんの千尋はとても健気で可愛らしくて、

華ちゃんのリンが凛としていて素敵でした。

カオナシのどう動いているかわからない身のこなしがカオナシの不気味さを際立たせていて素晴らしかった。


どのキャラクターもビジュアルや声色がジブリ映画のイメージと変わらなくて、だからこそ違和感なく物語にスッと入り込めるんでしょうね。キャストのみなさんの再現力が素晴らしい。

チケットはもうないけど、別のキャストでも観てみたかったな。



【キャスト】

千尋:川栄李奈

ハク:増子敦貴

カオナシ:中川賢

リン/千尋の母:華優希

釜爺:宮崎吐夢

湯婆婆/銭婆:春風ひとみ

兄役/千尋の父:堀部圭亮

父役:伊藤俊彦

青蛙:おばたのお兄さん

頭:奥山ばらば

坊:坂口杏奈

アンサンブル油屋組