4月27日(土)15:30 宝塚大劇場 加美乃素貸切公演

ミュージカル・ロマン

 『Eternal Voice 消え残る想い』


前回の観劇の後、時代背景を少し勉強していったからかストーリーがスッと入ってきて、何が問題となっているのかやエイデンがエレキゼルに言っていることの意味などなどがわかって面白かった。

エイデンとエレキゼルの言い争いが前回見た時より激しくなっている気がして、この先どうなるのか楽しみ。笑
エレキゼルとマクシマス、きっとふたりはいたって真剣なんだろうけど、どことなく胡散臭さが漂っていたり、
佳城さんが大楠さんに飛び蹴りしてるけど適うわけないなと思ってしまったり、
鳳月さんと夢奈さんのやりとりがいちいち笑えたり、
本筋以外にも見どころポイントがあって、どこに注目しても楽しめる月組のお芝居は面白い。

フォザリンゲイ城趾の場面、セットが何も無い大自然の背景のみだからふたりのお芝居に浸れて良い。
お互いに思い合っているけど恋愛恋愛していないふたりの関係性が、月城さんと海乃さんらしい作品だなと。絶妙な距離感がいいよね。

凛城さんの休演が長いのが気になるところ。本来の役も見られるといいな。


レビュー・アニバーサリー
 『Grande TAKARAZUKA 110!』

2階席から見るショーはフォーメーションとか衣装や照明の彩りがとても綺麗。オペラグラスを覗きたいけど全体も見たい、葛藤の時間でした。

公演ポスターが流れていって最後月になるオープニング映像にワクワクして始まったと思ったらあっという間に終わってしまう。

アバンギャルドとマタドールには今日も惚れ惚れ。

荒城の月、背景が三日月から少しずつ満月になっていってるんですねぇ(前回は気づかなかった…)あの場面の月城さんは髪も瞼も衣装も存在自体もキラキラ輝いていて美しくて、最後は月に帰っていっちゃうような気がしてしまう。裾に月の模様が入っているあの衣装もとても良い。

My Best Friendは歌詞を噛み締めてしまってダメだった。この先を担う鳳月さんが歌い出すのが希望があっていいけど、退団者の顔ぶれを見ると淋しい。心に染みます。


ロビーにはれいこさんがいっぱい。月と黄色いお花のスタンドが素敵でした。
加美乃素貸切公演は何度か経験したけれど、お土産があり、開演前も幕間も加美乃素ソングが流れ、抽選会が豪華(一度も当たらなかったけど…)、いつもあたたかい雰囲気で居心地が良かった。
月組を好きにならなかったら知らなかっただろうから、月組さんに感謝です。